ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/18/夜)ー

悠「アカギが31巻にしてようやく配牌を終えた……」

ともき「……配牌って牌を配るっていうか並べるときだよな」

悠「その通り。そこに辿り着くまで長かった」

ともき「あれ、なんかおかしくないか?」

悠「血液をかけて麻雀してる時点でそれ意地用の事なんかないTO」

ともき「TOってなんだTOって」

悠「ナイTO」

ともき「……」

紅「呼んだか?」

悠「赤木さん違いです」

紅「むしろ赤木さんって呼ばれることに違和感しかない」

ともき「どんだけ紅が定着してるんだ」

悠「着色かな紅だけに」

紅「……」

悠「今のはなかったようだ」

ともき「紅が笑わないから相当無しってことだな」

悠「アリーヴェルチ」

ともき「……」

紅「……あ、それで着色か」

悠「あ、今通じた系か」

紅「今通じた系だ」

悠「おれを愛してるならもっとしっかりとおれのことを感じ取れ、そして察し……」
ガイィンッ!

紅「……ああ、怒りの余り無意識にバットを振り下ろしてた」

ともき「今のは仕方ない」

悠「おのりゃー!」
ズルルッ

紅「どういう避け方したらソファーの下から出てくるんだ」

悠「コロコロっていってズルーって」

紅「わからん」

ともき「妖怪ってことだろ」

悠「誰が美形だ!」

ともき「……」

紅「……」

悠「そんなに感心して声も出ないか」

拳二「おー、居た居た。悠ー麻雀しよーぜー」

悠「嫌です」

窈「即答だね」

拳二「悠と窈……あとひとりか」

窈「そして返事は完全に無視している」

悠「これだから脳みそ筋肉ゴリラは日本語が通じない」

拳二「通じてるよ!無視してんだよ!」

悠「この中途半端ロンゲ!似非眼鏡!ロリコン野郎!」

窈「だから何で俺をディスってんの!!」

紅「多方面に毒吐くなぁ」

ともき「ひとをイラつかせる天才だから」

拳二「お前ぇらどっちか麻雀できるか?」

紅「全然」

ともき「打てるって程ではないです」

拳二「しゃーねぇな、じゃあうちの衆からひとり引っ張るか」

悠「やるとはいってねーんだが」

窈「俺もじつはハッキリやるとは返事してないんだけどね……」

拳二「ヤクザとの繋がりがあるってバラされたくないだろ?」

窈「わー、ヤクザだぁ。っていうか、繋がってないですし!」

悠「ヤクザにそんなこと言っても無駄だぞ。だってヤクザだもん」

窈「……」

ともき「ドンマイです」

紅「俺、あんまりアンタのこと好きじゃないがドンマイ」

窈「ストレートにありがとう…」

悠「さて、クトルゥフ問題だぁぁぁ!ゾティーク大陸最強の謎めいた鬼神と言われる秘められた神。自らを「運命」と名乗る。巨大な人の形をしており、大理石の椅子に座り、頭から頭巾を被り全身を覆い隠しており、中身がどのような姿であるのかの描写は無い。万物は全てこの神が記した象徴が物質化したものだという。これはなに?」

拳二「知らん」

悠「知れや!」

窈「知れやって言葉を始めて聞いた」

マリア「ウェルガマですよ」

紅「マジか、じゃあヴェルガマで」

ともき「どっから出てきた」

マリア「プレデターモードってやつです」

悠「プレデターはファーストが一番いい」
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