ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/17/夜)ー

悠「なんかずっと頭の中で曲がループしてる」

優日「なんの曲?」

悠「プリキュア」

優日「ああ、病気だね」

悠「ぷいきゅあーがんばれー!」

ともき「病気だな」

悠「大丈夫、ただの紳士さ」

ともき「土に帰れ」

悠「おれという大輪は今が一番輝いているんだよ」

ともき「今日はいつにも増して気持ち悪いな」

悠「へっへーん!」

ともき「……」

優日「今のお気持ちを」

ともき「イラッとする。すごくイラッとする」

悠「それって自分がトイレに入ったときに限ってトイレットペーパーの替えが用意されてるのにもかかわらずが芯だけ残されてるときとどっちがイラッとする?」

ともき「……お前かな」

悠「ごめんよおぉぉぉっ!」

優日「めっちゃ謝ってる」

マリア「よっぽどトイレットペーパーの以下略がイラッとするんですね」

悠「アレはホントもうだめ。全体麻痺からの全体即死技されるよりもイラッとする」

ともき「そこまでか」

優日「ちなみに一番イラッとするのは?」

悠「……後楽かな」

「「「……」」」

悠「そこでみんな黙るなよ……黙らないでよ。ううっ。」

マリア「ニートを持つ親ってこんな感じなんですかね」

ともき「性質が悪いのは子でも親族でもないことだな」

悠「おれの心がフルブレイクしそうだ」

優日「あはは」

悠「なぜ笑った」

マリア「あーっははははっ!」

悠「爆笑してんじゃねぇ!!」

緋斗「なにごと?」

悠「おう、今月の友達料払えよ」

緋斗「なにこのひと怖っ!?」

悠「養ってくれ」

緋斗「無理です」

悠「チッ」

緋斗「えぇっ……」

悠「こうなったらマリア」

マリア「はい?」

悠「おれが100憶肩代わりしてやるから後楽もっててくれ?」

マリア「普通に嫌ですけど」

悠「100憶でもダメか」

マリア「皆さんに聞きますけど借金100憶背負うのと後楽さん背負うのどっちがいいですか?」

「「「100憶」」」

マリア「こういう事です」

悠「おれもそう思うからなんも反論できねーや」

ともき「できないのかよ」

悠「できると……思うか?」

ともき「うん、いや……なんかごめんな?」

優日「一切悪くないのにガチ謝りするレベル」

悠「緋斗。狸とか飼いたく……」

緋斗「今の流れで無茶やろ」

悠「駄目かぁ」

優日「美味しいものでも食べて元気出すといいよ。」

悠「狸鍋……。」

ともき「落ちつけ」

マリア「というか、美味しくないですよきっと」

悠「元気を出すためクトゥルフ問題ィィ!真の姿は、頭部が無く、裸で両手に口のある太った男の姿をしている。そして体は白熱しているという。これはなに?」

ともき「それで元気出るのか」

悠「振り絞ってるんだよ」

優日「雑巾ならねじ切れてるかな」

マリア「ひゃひゃひゃ」

悠「笑ってんじゃねーぞ!緋斗!」

緋斗「笑ってねーー!」

優日「それで答えは?」

マリア「イゴールナク」
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