ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/11/夜)ー

悠「ここにある缶コーヒー。至って普通です」

ともき「普通だな」

悠「これを一瞬で小さくします」

マリア「ほう」

悠「はい」
すっ
金剛「……」

マリア「小さくなった!!」

ともき「小さくはなってない」

悠「え?」

ともき「えっ、ではない。」

金剛「ただ、最近は実際缶のサイズが小さくなってはいるよな。このサイズだとひと口で終わる。」

ともき「いや、ひと口っていうのもどうなんでしょう……」

悠「でも、おれでも二口だべ」

マリア「ああ妖怪ですもんね。」

悠「どういう意味じゃ!」

マリア「いい意味で、いい意味でですよ」

悠「そうか、なら良し」

金剛「……」

ともき「適当に流しといてください」

マリア「楽ですわぁ」

悠「しかし、金剛は…………大きいなぁ」

金剛「しみじみいうな」

悠「ノーステロイド、ノー手術でほんとこんな身体出来るんだもんなぁ」

ともき「お前も十分デカい枠だけどな」

悠「半端にデカい枠だけどな。数字的には亮の方がデカいし」

ともき「中途半端ってなんだ」

悠「デカい枠は崇とか紅とか」

マリア「金剛さんは?」

悠「エベレスト」

金剛「山じゃねぇ」

悠「山のようにでっかい男!素敵!たくましい!抱いて!」

ともき「なにいってる」

金剛「……」
ガシッ、メキキキッ!
悠「お゛れ゛る゛ー!お゛゛れ゛゛る゛゛ーーー!」

マリア「抱きしめるものを壊してしまう……ああ、ヤマアラシのジレンマ!!」

ともき「色々と違う」

金剛「今のはサバ折だ」

悠「危うく中身出るとこだった」

マリア「性欲とかですか?」

ともき「ああ、確かに悠の中身だな」

悠「おいおい、誠実とか男気とか色々あるだろ」

ともき「は?」

マリア「はぁ?」

悠「なんじゃいっ!!」

金剛「落ちつけよ」

悠「だが断る」

金剛「……デコピン」
ズッパァンッ!
悠「ぐぶぉっ!」

マリア「デコピンって音じゃねーですね。」

ともき「ホントにな」

金剛「コツはしっかりとスイングすることだ」

悠「肉ある?削げてない?!」

ともき「ちょっとぐらい削げたらいいんじゃないか?」

悠「いやぁ、そんな脂肪だけ取れたらいいみたいなノリでいわれてもなぁ」

金剛「デコピンだと皮膚を裂くぐらいが限界だな」

ともき「裂くのはできるんだ……」

金剛「当たり方次第だけどな」

悠「さて、お楽しみクトゥルフクイズ!燐光に似た不浄な青白い光を放つ灰色の炎の存在であり、その炎は極地の極寒の冷気を伴うとされる。これはなに?」

金剛「この手のはまったくわからん。」

マリア「どの手のだったらわかるんです?」

金剛「……肉の部位」

マリア「ある意味、素敵っすなー」

ともき「ええと、アフーム=ザーか」

悠「WRYYYYY!」
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