ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/10/夜)ー

悠「暑いのやら寒いのやらうだうだした天気だなぁ」

福太郎「雨も降っとるしなぁ。スッキリはせーへんかな。」

悠「こういう時はガーッてなってふぁーってなりたいな」

ともき「意味が分からない」

悠「ガーッてなってふぁーでポー」

ともき「増えてる」

悠「ん?」

福太郎「ポーが増えたな」

悠「ああ、綾那語が出ちゃった」

ともき「何語だよ」

悠「綾那語」

福太郎「ちなみに意味わかって言うてた?」

悠「全然」

ともき「悠、ちょっとカエンダケ食べてみないか?」

悠「触るだけでも危ないんですけどねぇー。っか、おれキノコダメだから」

ともき「なら青酸カリでいいや」

悠「……ワンチャンあるか」

福太郎「マジで?」

悠「ラスプーチンって知ってるか?」

ともき「怪僧だったっけ?」

福太郎「巨根と超人的な精力もったひとやっけ」

悠「その噂もあるけど今は置いとこうか……コホン、ラスプーチンは食事に青酸カリを入れられてもそれを食って平然と生きていたって話がある。」

ともき「マジか」

福太郎「んー、思い出した青酸カリを飲んで、心臓をピストルで打ち抜かれて、それでも生きとったラスプーチンに暗殺者達はさらに暴行して縛って川に投げ入れてようやく溺死したんやったよな」

ともき「怪僧っていうのがよく分かるな」

マリア「けど、銃で撃たれて死なないっていのは心臓に達しなかったりとか、弾が別のところに抜けていったとか説明できますけど青酸カリで死なないってなんですかね」

ともき「いつのまに」

マリア「巨根の辺りからです!」

ともき「そこは大声でいわんでいい」

悠「……」
スッ

福太郎「座ろか」

悠「……」
ストッ

マリア「単純に毒が効きにくい体質だったとしても青酸カリがまるまる効かないとかってありえるんですかね?」

悠「おれも薬物は聞きにくい体質だがまんま青酸カリとかいわれたらきついかな。麻酔ならほぼほぼ効かないんだけど」

福太郎「うかうか虫歯なれんな」

悠「虫歯より殴られてへし折られる可能性のが高い」

ミーナ「ラスプーチンが青酸カリ入りの食事でも死ななかったのは使った青酸が古くなって炭酸カリに変化していた節とラスプーチンが胃散の出ない無酸症だったのではという説があるぞい。青酸カリは胃散と反応して出るシアン化水素が中毒の主体じゃからな」

ともき「へー……」

悠「婆ちゃんいつからいたの」

ミーナ「巨根の辺りからじゃ!」

ともき「それいわなくていいですから!」

悠「……」
バンッ!

福太郎「ついにDIOのポーズ」

悠「WRYYYYY!豊穣の女神・母神という性格を持ち、ヨグ=ソトースの妻であるとも言われる。これはなに!」

ミーナ「ジュブ=ニグラスじゃろ」

悠「WRYYYYY!」

ともき「……青酸カリのませよう」

マリア「多分死にませんよ」

福太郎「俺もそう思うわ」
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