ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/5/夜)ー

悠「承太郎はやっぱりカッコいい」

ともき「そうか」

悠「その血の記憶がオラオラなんですよ」

ともき「はいはい」

悠「あと、恋姫って最高。抱きしめたい。」

吉音「……」
捻り
悠「……吉音さん。頬が若干痛いのですが?」

吉音「なんか自然と手が動いちゃった」

悠「動いちゃったかー。ならば仕方ない、覚悟を決めて受け入れよう!」

ともき「お前の覚悟の決め方がおかしい」

悠「明日「死ぬ」とわかっていても、「覚悟」があるから幸福なんだ!」

ともき「お前は殺しても死なないだろ」

悠「いやいや」

マリア「プラナリア」

悠「愛で殺してくれとか言わないから」

マリア「吉音さんは何だかんだで悠さんを愛してますか?」

吉音「えへへっ」

悠「うひょひょ」

ともき「悠、ボーリングのレーンに寝転がってみたりしないか?」

悠「顔面にストライクは辛いなぁ」

マリア「じゃあ、ここにちょうど15ポンド(6.8㎏)のボーリング玉があります。」

悠「ふむ」

吉音「なんでボーリング玉があるの?」

ともき「さぁ」

悠「ボーリング玉はそのあたりに転がってたり、一個装備してたりするもんだろ」

ともき「しねーよ」

マリア「折り畳み式の携帯椅子は武器」

ともき「椅子っていってんだろ」

マリア「まぁ、そんな事より大丈夫かどうか試してみましょう。」

悠「なにが大丈夫かどうかだって?」

マリア「15ポンド玉を悠さんの拳に叩きつけて平気かどうか」

悠「うーん、さっきよりなんか酷くなってるが……とりあえず、痛いから嫌です」

マリア「残念」

吉音「悠なら平気な気もする。」

悠「どうせなら、もっと別なことで信じたり大丈夫って言って欲しいわ」

ともき「贅沢言うな」

悠「贅沢?」

マリア「贅沢ですよ借金とかないし」

悠「そりゃ、お前の切り札100憶とか出されたらどうしようもない」

吉音「切り札なんだ!」

ともき「全然違う」

マリア「ふふっ」

ともき「いや、なんでお前もちょっと誇ってんだよ。借金だぞ。」

吉音「じゃあ、悠の切り札は?」

悠「おれ?おれは……自分の魅力かな」

ともき「ちょっと蒼天塔の屋上から飛び降りてきてくれ」

吉音「バンジー?」

悠「バンジーだったらやれるけど、多分紐ないからなぁ」

マリア「鎖ならありますよ?」
ジャラ

悠「それでやったら千切れる」

ともき「下半身だけあったらいいんだろ」

悠「誰の本体が下半身だ!」

マリア「じゃあ、下半神で」

悠「……」

ともき「有りかなって顔してるぞ」

悠「じゃあ、神ってワードも出たしクトルフ問題旧支配者に分類される神であり、顕現の際は「生ける炎」の姿をとる。地球から25光年離れたフォーマルハウトを住処にしているとされる。これはなに?」

吉音「フォールマウトってお菓子?」

マリア「フォーマルハウトですよ。」

吉音「フォーマルスーツ?」

ともき「なかなかいい耳してるな」

悠「美味しいよ、吉音の耳」

ともき「黙れ」

悠「答えの方をお願いします。」

ともき「クトゥグア」

悠「えへへっ」

ともき「何なんだコイツ……」
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