ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(4/16/夜)ー

悠「なんか温かい通り越してきてない?」

ともき「今日は半袖で充分だったな」

緋斗「暑かったよな」

悠「真桜が溶けてたしな」

ともき「それで判断するな」

悠「かなりしっかりしてるぞ。真桜の体温計」

マリア「真桜ちゃん「の」っていうか真桜ちゃん「が」ですよね。」

悠「まぁな」

マリア「息はあるんですか?」

悠「あたりまえだろ。」

ともき「そりゃそうだわな」

悠「ただ、冷蔵庫に入りたそうにはしていた」

ともき「やめろよ」

悠「今年は早かった」

ともき「いや、止めろよ」

悠「……もう冷蔵庫ぐらいいいかなって思ってる」

ともき「ダメだろ!!」

緋斗「死んでまうで」

悠「……いや、大丈夫じゃないかな真桜だし」

ともき「なんの根拠……は別にいいか」

悠「納得しちゃう感があるんだよな」

マリア「常識がブレイクしてますね」

悠「ブレイクって言い響きだよな。シールドブレイクとか」

マリア「される側ですか」

悠「ブレイクってクソだな」

ともき「この手のひら返し」

悠「人間だもん」

ともき「やかましいわ」

紅「うーす」

悠「ターソース」

紅「は?」

悠「ウスターソース」

紅「……ああ、そういうアレか」

悠「高度なギャグは分かりづらかったか?」

ともき「低すぎて地面抉れるぞ」

悠「ははっ、こやつめ」

ともき「なんなんだコイツほんと……」

マリア「カビ……いや、なんでもないです。」

悠「おい、今カビルンルンとかいっただろ」

紅「ルンルンとかいってなかったと思うけどな」

悠「ならいいや」

緋斗「カビについては?」

悠「誰がカビだゴラァぁ!」

緋斗「えええっー!」

紅「これは笑った方がいいのか?」

ともき「関わったら悠菌がうつるぞ」

紅「こっわ」

マリア「悠菌……淫乱ウイルスかもしれませんね。」

紅「性質悪いな」

悠「おれの菌だったらアレだよ。足の爪がそこそこ割れやすくなる。」

ともき「それはそれで嫌だな……」

紅「割れやすいのか?」

悠「小指の爪とかけっこう頻繁に割れる。靴下に引っかかったりしてバリッて」

緋斗「ひぇ…」

マリア「伸びすぎてるだけじゃ?」

悠「おれは巻き爪こわいから手足とも深爪派」

ともき「それはそれでどうなんだ」

悠「一回、風呂のタイルでカッツンして小指の爪がパカパカしたのか昨日のこと。」

ともき「普通に聞きたくなかった」

紅「どっちの足?」

悠「左、今はテーピングでガッチガッチに巻いてる。」

マリア「爪は剥いだんですか?」

悠「駒狸さんにとめられたから剥いでないよ」

ともき「なんか血の気が引くからやめろ。」
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