ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(4/9/夜)ー

悠「はい、いっぱいの「い」の字を「お」に変えたら?なにおっぱい?」

ともき「日本語がおかしい」

緋斗「なにおっぱいというか、おっぱい」

マリア「おっぱお」

緋斗「え?」

マリア「いっぱいの「い」を「お」に変えたら「お」っぱ「お」ですよね」

緋斗「……ほんまや!!」

悠「このドスケベが!」
パァン!
緋斗「いてぇぇっ!」

悠「悪は滅びた」

ともき「悪はお前だ」

マリア「ドスケベも悠さんです」

悠「そだよ」

ともき「コイツは……」

ミーナ「若いってええのう」

悠「婆さんも見た目は若いけどな」

ミーナ「別嬪さん?ああ、そうじゃよ」

ともき「アンタら絶対血のつながりあるだろ」

悠「血のつながりがあると最終的にミハイルと親戚になるから嫌だ」

マリア「そこは嫌ですか」

悠「ばあちゃんはまだいいけど、ミハイルはダメだわ」

ミーナ「性格も顔も悪いからの、ミハちゃんは」

ともき「孫に容赦ないな」

ミーナ「わたしゃ嫌いではないけどね。孫だし、けど事実は事実じゃろ?」

マリア「科学者はシビア」

鈴猫「今日は暑かったね」

優日「もう顔が蒸れまくりですよ」

鈴猫「そこは帽子脱ぐとか……」

優日「鈴猫さんのエッチ」

鈴猫「えぇっ?!」

悠「鈴猫がエロいと聞いて!!」

優日「うるせぇボケ」

ともき「あいつはゴキブリか何かか?」

マリア「テラフォーマーしてるんですかね」

ミーナ「一度解剖してみたい」

マリア「お婆ちゃんって専門はなんなんですか?」

ミーナ「機械系じゃな。けど、気になったことはなんでもやっとったし、一番楽しかったのはベニクラゲの研究じゃ」

ともき「ベニクラゲ…」

マリア「風呂牛」

ともき「風呂牛?」

マリア「間違えた不老不死」

ともき「……死なないクラゲ何ですか?」

マリア「さらっとスルー」

ミーナ「まぁの、じゃが不老不死といっても絶対に死なないというわけではない、老衰で死ぬ寸前にさなぎのような状態になり、その中でぐんぐん細胞が若返り、やがて生まれたばかりの姿に戻って、再び成長を始めるというサイクルなんじゃ。ただし、捕食されたりすれば死んでしまうがの。」

悠「不死鳥が死ぬとき劫火に包まれその灰の中から甦るようなもんか」
鈴猫「……」

マリア「あー、鈴猫さんに膝枕されてるー」

悠「今脳を若返らせてるんだよ」

優日「若返るも何も脳腐ってるでしょ?」

悠「誰の脳みそが蟹味噌だ!」

ともき「いってねぇよ」

マリア「まぁ、何気につやつやしてるのは……鈴猫さんですけど」

鈴猫「えっ、そうかなー」
つやつや

ともき「がりゅーなら光ってるな」

マリア「なにそれ見たい」
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