ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(4/7/夜)ー

緋斗「アイスかわせにいって帰ってきたら誰一人おらんてひどない?!」

悠「忘れちゃったもんは仕方ない」

ともき「正直悪かった」

マリア「でも、イイじゃないですか。アイス食べ放題で」

緋斗「ひとりで食べる量ちゃうから!」

マリア「冷凍庫いれたらいいじゃないですか」

緋斗「……」

マリア「馬鹿やろう!」

緋斗「怒られた?!」

ともき「落ちつけ」

悠「ほら、激辛ナイフ」
スッ
マリア「やったらぁっ!」

ともき「渡すな、そしてやったらぁじゃない!」

緋斗「相方にナイフ向けられたんやけど……」

悠「ドス刺し漫才」

緋斗「死んでまうわ!」

ミーナ「過失致死防止装置がついとるから大丈夫じゃ」

ともき「かし……え?」

ミーナ「過失致死防止装置じゃ。死にはしない。」

悠「なるほど」

ともき「なるほどでもないだろ」

窈「ミーナさん」

ミーナ「おお、窈ちゃん」

悠「なんだ、アレから仲良くなったのか」

窈「いや、そうじゃなくていきなり俺宛に履歴書とか送らないでくださいよ……。何事かと思いましたよ。」

悠「ばあちゃん、なんで履歴書?アイドル事務所で働くのか?」

ミーナ「いや、アイドルの応募じゃ」

悠「おいおい、婆ぁ」

ミーナ「だれが別嬪さんじゃ」

ともき「一日一回はいってないか?」

ミーナ「私をスカウトしたそうな顔をしとったんでな」

窈「してないですよ?!」

緋斗「まぁせやけど、見た目は若いしいけんことはないんちゃう?」

窈「白衣のポケットからナイフとか出すひとは駄目!」

ミーナ「ふむ。ならスタンガン?」
バチチッ

ともき「充分ヤベェ!!」

マリア「お婆ちゃん凄いですね。」

悠「武器以外はないのか?」

ミーナ「ソース味の醤油とかあるぞい」

ともき「なんじゃそりゃ……」

緋斗「色や形状的にソースですやん」

悠「ケチャップ味のマヨネーズなら良かったかもな」

ミーナ「今度作ってみよう」

ともき「なんだかなぁ……」

悠「いいじゃないか。窈、婆ちゃんアイドルにしてやれよ」

窈「無理」

悠「これだからロリコン野郎は……」

窈「関係ないよね!」

ミーナ「誰がピチピチギャルじゃ!」

悠「いってねぇぇぇ!!」

窈「なんなのもう……」

悠「じやあ、ちょっと緋斗とマリアにお笑いオーディションでも受けさせてやれよ」

緋斗「ぶっふぁっ?!」

窈「うーん…………そのぐらいなら」

緋斗「無理無理無理!」

マリア「このむ会い方じゃ無理です」

ともき「それ言ったらダメだろ」

悠「じやあ、おれとともき」

ともき「やらねーよ!」

悠「お笑いの天下取ろうぜ!!」
99/100ページ
スキ