ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/30/夜)ー

悠「昨日はザリガニの話したよな」

ともき「嫌な話の振り方だな……。」

悠「いや、そんなことない。食べる話だ」

マリア「はぐはぐっ。食べものの話と聞いて!」

ともき「おい、口からなんかハサミ見えてんぞ……」

悠「ザリガニだな」

マリア「Exactly」

緋斗「ホンマに釣って料理したんかい……」

マリア「塩ゆでマジ美味い。バリボリ」

ともき「せめて、殻は食うな殻は……」

摩耶「やっほー」

悠「ああ、摩耶と」

吉音「あたしの顔……」

悠「見忘れてない。むしろ、見慣れてるよ」

吉音「えへへっー、今、なんか美味しそうな話してた?」

ともき「美味しそうかどうか……」

マリア「食べます?」
スッ
吉音「をっ、海老!」

摩耶「ザリガニだね」

吉音「あ、ザリガニなんだ。」

緋斗「……えっ?そんだけ?」

吉音「ん?」

悠「ザリガニ食ったことあるのか?」

吉音「ないけどザリガニって海老とか蟹と同じでしょ?身が少ないから食べないだけで」

悠「まぁ、間違いではないな」

ともき「いや、まぁいいけどさ……」

マリア「それで悠さんは何を言いかけたんですさっき?」

悠「ああ、そうそう。こういうの食ったことあるか?」
スッ
【イモリ】

「「……」」

マリア「わぁ、大きなイモリ」

摩耶「ヤモリの真空パックてあるんだね。」

悠「反応が真っ二つだな。」

ともき「まてまて、まてまて、それどうするんだ?」

悠「食用だからもちろん……食う」

緋斗「うわぁぁぁっ!」

悠「うるせぇ!!」
ゲシっ!
緋斗「ぎゃっ!」

ともき「まぁ、普通その反応だけどな」

吉音「美味しいの?」

悠「白身魚っぽい」

マリア「ヤモリは食べたことないんですけど料理法討方は?」

悠「丸焼きとか」

摩耶「ヤモリの丸焼き……マジックポイントが回復しそうだね。」

ともき「それはイモリの黒焼き……」

マリア「この大きさって日本のヤモリじゃないですよね」

悠「タイ産だ。ちなこに骨は半端なく硬いから気をつけろ。特に背骨」

マリア「分かりました」

緋斗「ホンマに喰う気なんや……」

マリア「食べこたえありそうじゃないですか」

吉音「確かに食べ応えはありそう」

摩耶「まぁ、滋養強壮にも効果ありそうだよね。」

吉音「摩耶君平気なの?」

摩耶「んー。割と平気、蝙蝠とかも食べるしね。」

吉音「そうなんだ……じやあ、私も平気かも」

ともき「どういう基準なんだか」

悠「蝙蝠はスープだな」
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