ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/25/夜)ー

悠「眠っ……」

拳二「なんだ、寝不足か?んっ、ちゃんとあるな」
パチパチパチッ

マリア「あのガサツそうで太い指であかんなにもお札を数える動きが滑らか!」

ともき「けっこう失礼だな」

後楽「旦那、キャバクラと居酒屋どっちにする?」

拳二「そうだなぁー」

悠「ぶっ飛ばすぞ!!」

拳二「あ?」

悠「あっ?じゃねぇぇぇ!ぶっ飛ばすぞ!」

後楽「ああ、兄ちゃんも行く?」

悠「そうじゃねぇぇぇ!」

マリア「今日は悠さんのツッコミデーですかね」

ともき「楽でいい」

悠「そもそも!家賃だろ!」

拳二「お前は家賃。俺ぁの手元に来たらこれは俺ぁの金だ」

後楽「おじさんの財布は兄ちゃんの財布だ」

悠「狸黙れ。」

後楽「……」

拳二「いいか、悠。働くっていうのはこういうことなんだよ」

悠「働いて溜めた金をヤクザに徴収されてそれで遊ばれることは働くってことじゃねぇからな!!」

後楽「おじさんなんてはなっから働いてねぇぜ?」

悠「……」
ガシッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!
後楽「ガッ!ぐっぇ!ぎゃっ!」

マリア「無言の暴行」

ともき「今のはしゃーない」

拳二「かっかっか。お前もヤクザになれば同じことできるぞ」

悠「別に同じことがしたいわけじゃねぇよ!!」

マリア「奪われるより、奪う側ですね。超分かる」

ともき「おいおい」

拳二「なるか?」

マリア「女でもなれるんですか?」

拳二「稀な方ではあるが役立つことは役立つからな。あとはアレだ、極道の妻とかだ」

マリア「でた、極妻」

拳二「まぁ、アレはアレで大変だけどな。」

悠「リアルなのは見たことないな」

拳二「会わせてやろうか?」

悠「いや、遠慮する」

後楽「昔極妻と寝て追い回されたことがあったわ」

悠「そのままバラされてたらよかったのに」

後楽「おじさん、逃げ足は凄いんだぜ?」

悠「知ってる」

ともき「知ってる」

マリア「知ってる」

後楽「おじさん、有名でてれちゃうなぁ」

悠「なぁ、人身売買のつてないか?爺だけど」

拳二「売れないだろ」

悠「内臓とかだけでも無理かな」

拳二「どっちにしろ若くないとダメだろ」

後楽「はっはっは」

悠「はぁ、じゃあ、今日はおカネの問題でロマサガ3の通貨の単位は?A.ゴールド、B.オーラム、C.クラウン」

マリア「オーラムを捧げよ」

後楽「金金金金!」

悠「がめつさハリード並の奴らだらけだな」
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