ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7
ーラスタ・ラヴ(3/14/夜)ー
柳「ちゃんと獣医に行きなさい」
悠「そんなまともなこと言われると思わなかった。」
緋斗「誰すかアレ?」
ともき「稲葉の御爺さん。ブラックジャック並の医者だ」
マリア「なるほど、媚び売っとくといつか役に立つかもですね。」
ともき「強かだな……」
柳「私も忙しいんじゃ」
悠「知ってる。知ってる上で頼んでるんだろ。普通の獣医じゃううちのバロンは無理だ」
柳「jr(ジュニア)が保定して注射してもらえばいい」
悠「だからそれが普通の獣医じゃできねぇってんだろ!!いくらだ!いくらほしいんだよ!!」
緋斗「わぁ、こんなテンプレ的な悪者のセリフ初めて聞いたわ」
柳「なれば、50リットル」
マリア「リットル?」
ともき「血液だな」
悠「そんなに抜かれたらいくらなんでも死ぬわ!!」
柳「ホッホホッ」
悠「笑ってんじゃねぇぞ!!」
アリス『クスクス』
ともき「……」
緋斗「違うのも笑っとるね」
マリア「死神と医者の組み合わせって無茶苦茶ですね」
ともき「というか組み合わさっちゃダメだろ」
柳「獣医ならヨッちゃんのところに行けばええじゃろ」
悠「あのひと怖い」
ともき「ヨっちゃん?」
柳「セカンドヨッちゃん。私や弥一、轟との同期生じゃ。」
マリア「セカンドってなんです?」
柳「セカンド、№2、二番、まぁとにかく二番目の男なんじゃ」
悠「なんかめちゃくちゃ努力してガッツあるひとだったんだけど、あらゆる面で一位が取れなかったらしい。」
柳「一番最初は弥一を目下において、喧嘩を吹っ掛けたが……まぁ、結果はいうまでもないのう」
悠「命があっただけでももうけもんだろ」
柳「うむ。数週間ほど生死の境をさまよった後に生きていたことへの感謝そして医療への感動に芽生えて医者を目指しだした」
マリア「馬鹿なのか頭いいのかわかりませんね」
ともき「こらこら」
悠「頭は良かったんだろうけどな」
柳「うむ、良かったぞい。まぁ、成績の面から言えば私がぶっちぎりでしたがの」
ともき「ああ、落ちが見えた」
悠「いやいや、これがひと捻り合ってな。人医では柳に勝てないって悟ったヨッちゃんさんはあろうことか獣医でトップになることになった」
ともき「どうしてそうなった……」
緋斗「せやけど、それでトップになれたんやろ?」
悠「いいや。だって、この妖怪ジジイは人医でも獣医でもトップだもん。」
柳「ホッホホ。誰が妖怪じゃ。」
ぶすっ、ぢゅーーーっ!
悠「ぎゃああぁっ!いきなり採血を始めるな!せめて消毒しろ消毒!」
マリア「わぁ、怖い」
緋斗「今のは怖いな……」
ともき「躊躇なく腕に注射針ぶっ刺したもんな……」
柳「とりあえず、イッポン。」
悠「うえー、いたいよー。こわいよー。」
ともき「気持ち悪い」
悠「気持ち悪いってなんじゃい!小鳥遊悪魔問題じゃい!『ゴエティア』によると序列54番の地獄の大公爵にして伯爵であり、30の軍団を率いる。堕天する前は、座天使および天使の階級であった。この悪魔はなんじゃい!」
ともき「落ちつけ」
柳「ムルムルでしたかな。それよりももう一本」
悠「これ以上は一滴たりともとらせねぇ!!」
マリア「人間の血ってこうリアルで見ると黒いですね」
緋斗「やめて、俺、こーいうん無理……」
柳「ちゃんと獣医に行きなさい」
悠「そんなまともなこと言われると思わなかった。」
緋斗「誰すかアレ?」
ともき「稲葉の御爺さん。ブラックジャック並の医者だ」
マリア「なるほど、媚び売っとくといつか役に立つかもですね。」
ともき「強かだな……」
柳「私も忙しいんじゃ」
悠「知ってる。知ってる上で頼んでるんだろ。普通の獣医じゃううちのバロンは無理だ」
柳「jr(ジュニア)が保定して注射してもらえばいい」
悠「だからそれが普通の獣医じゃできねぇってんだろ!!いくらだ!いくらほしいんだよ!!」
緋斗「わぁ、こんなテンプレ的な悪者のセリフ初めて聞いたわ」
柳「なれば、50リットル」
マリア「リットル?」
ともき「血液だな」
悠「そんなに抜かれたらいくらなんでも死ぬわ!!」
柳「ホッホホッ」
悠「笑ってんじゃねぇぞ!!」
アリス『クスクス』
ともき「……」
緋斗「違うのも笑っとるね」
マリア「死神と医者の組み合わせって無茶苦茶ですね」
ともき「というか組み合わさっちゃダメだろ」
柳「獣医ならヨッちゃんのところに行けばええじゃろ」
悠「あのひと怖い」
ともき「ヨっちゃん?」
柳「セカンドヨッちゃん。私や弥一、轟との同期生じゃ。」
マリア「セカンドってなんです?」
柳「セカンド、№2、二番、まぁとにかく二番目の男なんじゃ」
悠「なんかめちゃくちゃ努力してガッツあるひとだったんだけど、あらゆる面で一位が取れなかったらしい。」
柳「一番最初は弥一を目下において、喧嘩を吹っ掛けたが……まぁ、結果はいうまでもないのう」
悠「命があっただけでももうけもんだろ」
柳「うむ。数週間ほど生死の境をさまよった後に生きていたことへの感謝そして医療への感動に芽生えて医者を目指しだした」
マリア「馬鹿なのか頭いいのかわかりませんね」
ともき「こらこら」
悠「頭は良かったんだろうけどな」
柳「うむ、良かったぞい。まぁ、成績の面から言えば私がぶっちぎりでしたがの」
ともき「ああ、落ちが見えた」
悠「いやいや、これがひと捻り合ってな。人医では柳に勝てないって悟ったヨッちゃんさんはあろうことか獣医でトップになることになった」
ともき「どうしてそうなった……」
緋斗「せやけど、それでトップになれたんやろ?」
悠「いいや。だって、この妖怪ジジイは人医でも獣医でもトップだもん。」
柳「ホッホホ。誰が妖怪じゃ。」
ぶすっ、ぢゅーーーっ!
悠「ぎゃああぁっ!いきなり採血を始めるな!せめて消毒しろ消毒!」
マリア「わぁ、怖い」
緋斗「今のは怖いな……」
ともき「躊躇なく腕に注射針ぶっ刺したもんな……」
柳「とりあえず、イッポン。」
悠「うえー、いたいよー。こわいよー。」
ともき「気持ち悪い」
悠「気持ち悪いってなんじゃい!小鳥遊悪魔問題じゃい!『ゴエティア』によると序列54番の地獄の大公爵にして伯爵であり、30の軍団を率いる。堕天する前は、座天使および天使の階級であった。この悪魔はなんじゃい!」
ともき「落ちつけ」
柳「ムルムルでしたかな。それよりももう一本」
悠「これ以上は一滴たりともとらせねぇ!!」
マリア「人間の血ってこうリアルで見ると黒いですね」
緋斗「やめて、俺、こーいうん無理……」