ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/11/夜)ー

鈴猫「うー、なんかちょっとヒヤッとするね。」

悠「暖めてやるよ」
わきわきっ

鈴猫「……」

ともき「普通に引かれてるぞ」

悠「マジ?」

鈴猫「その手つきはちょっと……」

マリア「くせぇから近づくなだそうです」

悠「ガガーン」

鈴猫「思ってないよ!!」

悠「ガガーリン」

マリア「地球は青かった」

ともき「なんなんだお前ら」

悠「みんな大好き悠君と」

マリア「絶世の美少女おマリです」

ともき「……」

悠「ツッコめよ!」

マリア「怠慢ですよ!」

ともき「……」
スコンッ!
悠「ガラスの灰皿いただきました」

マリア「なに食べたらそんなやらしい身体になるんです?」

鈴猫「やらしくないです!」

ともき「逃げやがった」

悠「そりゃまぁ、普通ガラスの灰皿振り上げられたら逃げるべ」

ともき「振り上げさせたのはお前だけどな」

悠「引き金を引いたのはアナタよ!!」

ともき「……」
スコンッ!スコンッ!
悠「ビンタするように側頭部を叩くの良くない」

マリア「普通なら流血もんですよ」

悠「上手いこと皮膚が裂けないように殴りつけるのがともきのテクニックだ」

マリア「こっわ!」

ともき「やかましい!」

鈴猫「大変だね…」

ともき「ええ、ホントに」

悠「ああ、頭が痛い」

鈴猫「そりゃ痛いでしょ」

悠「鈴猫のへそに舌を捻じ込んだら治る気がする」

鈴猫「治らないしさせません!!」

悠「厳しい」

ともき「普通だよ」

悠「じゃあ膝枕してよー」

鈴猫「まぁ、そのくらいなら…」

悠「わーい!」

マリア「最初に無理難題を吹っ掛けて次にランクを落として要求を飲ませる……詐欺の常套手段ですね」

ともき「詐欺師みたいなもんだからな」

悠「だれがじゃい!」

ともき「お前だよ」

悠「ゴレンジャイ!」

マリア「アカレンジャイ!」

ともき「やめい!」

悠「ごっつええ感じやったのに……」

鈴猫「息をするようにネタが出るね。」

悠「太ももサイコー」
ぐりぐり
鈴猫「こそばいです」

マリア「アレってお金取れますよね」

ともき「お前は何を言ってる……」

緋斗「悠やん。コロッケフライのり弁ってホンマにあったわ。」

悠「おお買ってきたか」

ともき「うわ、コロッケでか」

悠「これ買いたかったんだよ。」

マリア「美味しそうですね。え、いやー、そんな悪いですよ。いただけるなんて。」

ともき「まだ誰も何も言ってないけどな」

悠「ほら、やるよ」

マリア「神様仏様小鳥遊さま!」

ともき「コイツが並ぶのは邪神様死神様だけどな」

悠「なんでやねん。はい、小鳥遊悪魔問題!召喚者の前に蛇の姿で現れ、現在・過去・未来の知識を与える。他には争いごとを調停する力を持つといわれる。召喚者が望めば、鋭い剣を持ち、大きな牙と二本の角を生やした人間に似た姿になるという。この悪魔は?」

マリア「うまっ!ソースこってりうっま!」

緋斗「動物みたいやで」

マリア「人間は動物じゃい!」

鈴猫「口の端にソースついてるよ」

マリア「もったいない、もったいない。ベロッ」

鈴猫「えー……」

ともき「……あ、ボティス」

悠「なんかあいつの食事は……鬼気迫るなぁ」
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