ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/6/夜)ー

拳二「ふー……」

悠「タバコ吸うなら外に出ろ」

拳二「気にすんな」

悠「するんじゃボゲェ!!」

マリア「ハリウッドザコシショウ面白かったですよね。」

緋斗「ベッキーネタを出した小島よしおも良かったのになぁ」

ともき「そのネタがギリギリだったのが敗因かもな」

悠「どっちも格好は似てたよな」

ともき「お前、さっきまで向こうにいたよな」

悠「あんなぉっさんの側にいたら臭いがうつる」

拳二「聞こえてんぞ」

悠「聞こえるように言ってんだよ」

悠「まぁ、今年のM-1はおれとともきがとるけどな」

ともき「とらねーよ」

マリア「R-1に出なかった理由は?」

ともき「いや、出れないだろ」

悠「しいて言うならおれの場合トークが売りだからピンでトークするよりはツッコミがいる方が受けるんだよ」

ともき「なにそれらしいこと言ってんだお前」

緋斗「自信がすげぇ」

拳二「でも、お前が得意なのは下ネタだろ」

悠「下ネタは得意だが、そればっかりじゃないだろ」

ともき「他に何かあったか?」

悠「はっは、何をおっしゃる兎さん」

ともき「……」

マリア「誰が兎だ!」

悠「ともき」

ともき「うさぎじゃねーし!お前も聞かなくていいし!」

マリア「押すな押すなといわれて押さない芸人はいません!!」

悠「グッド!」

ともき「芸人じゃなくて家政婦だろ」

マリア「家政婦ってなんでもできるんですよ?」

悠「確かに」

緋斗「そうなん?!」

ともき「なんでもにも限度はある。」

拳二「うちのマンションも高ぇハウスキーパー雇って掃除させてるんだが、家政婦ならもっと安くなるか?」

マリア「死体処理とかはちょっと……」

拳二「家の掃除ってんだろ」

マリア「家って……普通に住んでる家ですか?」

拳二「それ以外になんの家だよ」

マリア「隠語か何かで死んだ人間がいるところかと」

拳二「そんな隠語ねーし。死体ができたら他人に頼むにしても悠長にせずそっこう始末するに決まってんだろ」

ともき「なんかとんでもないこといってるな」

緋斗「ヤクザ怖イデス」

悠「じゃあ、小鳥遊悪魔問題、ヨーロッパの伝承に伝わる悪魔の1人。魔術や悪魔学に関して記したグリモワールと呼ばれる一連の文献においてその名前が見られる。アスタロトの配下の悪魔たちの長であり、アスタロト、サルガタナスとともにアメリカに住まう。この悪魔は?」

拳二「悪魔、うちにいるなぁ」

マリア「悪魔が?」

拳二「みたいなのが……いや、何でもない」

ともき「ネビロス」

悠「ゼビウスは名作」

ともき「話を聞け」
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