ｰラスタ･ラヴ(3/5/夜)ｰ

悠「暑いわぁ」

ともき「確かに今日は暑かったな」

悠「真桜が溶けてた」

ともき「溶けてたのか……」

悠「早くもエアコン起動してたよ」

千夜「それは早すぎだろ」

悠「ホントにな。あー、温かいって素晴らしい」

マリア「来週はまた冷えるっぽいですよ」

悠「……」

緋斗「コロコロ顔色変わるなぁ」

悠「誰が信号機だ!」

緋斗「いうてへんよ?!」

ともき「常に赤信号だな」

千夜「緑だろ」

マリア「その心は?」

千夜「行きっぱなし」

悠「誰が鉄砲玉だ!」

千夜「いってねぇよ」

悠「誰かが言った気がする。」

マリア「幻聴ですね。」

ともき「ついにか……」

悠「幻聴ならよく聞こえるよ。おれに「死んでくれる?」って尋ねてくるんだ」

ともき「それは幻聴じゃないな」

悠「幻聴であってほしかった……」

緋斗「ドンマイ」

悠「お前にはドンマイとかいわれたくねぇっ!!」

緋斗「ひどくね!?」

マリア「いつも通りっしょ」

千夜「これがいつもならそれはそれで大問題だろ」

ともき「まぁ、普通はな」

悠「他人の普通と自分の普通を同じと思っちゃダメだ」

ともき「おまえはナチュラルに異常だけどな」

悠「はは、ご冗談を」

ともき「……」

千夜「ムカつかねぇか?」

ともき「怒りを通り越してなんかわけわかんない感じになってる。」

千夜「それはそれでお前も異常をきたしてるぞ」

ともき「悠の毒素が……」

悠「マイナスイオンしか出てねーし!!」

マリア「信用できないものだされてもなぁ。せめてプラズマクラスターレベルじゃないと」

悠「電気製品ではないから、でも頑張ればプラズマは出せる気がする。」

緋斗「マジで?」

悠「雷神拳」
ゴッ!
緋斗「ぴぎっや!」

マリア「どの辺りが雷神?」

千夜「肘の内っかわの骨を殴られると痺れるような痛みが走る。」

悠「これが電気が走るみたいに痛い」

ともき「そんなことするなよ……」

悠「ただ、狙いが肘だからな。普通にそのままぶつけられたら拳が砕かれるからわざわざ狙ってやるようなことではない。」

ともき「だからするなよ。」

悠「気にすんな。そして、小鳥遊デビルクイズ!バビロニアやアッシリアで崇拝された、メソポタミア神話の、豊穣（農業・狩猟）と戦闘の神。意味は「大地の主」。この悪魔は?」

千夜「悪魔はお前だろ」

悠「天使です」

マリア「転死?」

悠「なんでやねん」

ともき「ニヌルタ」

悠「オーケー!」