ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/3/夜)ー

悠「灯をつけましょ雪洞に。お花を活けましょ桃の花。」

ともき「お前が歌うとなんか嫌だな」

悠「酷い言いがかりだわ。」

紅「でも、今日は女の祭りだよな。」

悠「むそう女の子同士でワァォッ!なことする日」

ともき「黙れ」

鈴猫「こんばんわ」

六花「ハーイ」

悠「女の子がイチイチする祭りについてどう思います?」

鈴猫「えっ?えーと、仲がいいのはいいんじゃないかな?」

悠「ふーむ」

鈴猫「……」

悠「おへそ!」
ぷにっ
鈴猫「ひゃっ!」

ともき「何がしたいんだ……」

悠「鈴猫のへそに指を入れると幸せになれるんだよ」

鈴猫「なれないよ?!」

悠「あんしんしろ、座敷童もどきより効果があるって保証する」

恋「誰がモドキか!!」

紅「ビックリした」

恋「また、こんなところをほっつき歩きおって!」

悠「誰と一緒に来たんだ?引きこもりのお前がひとりでこんなところまでは来れないだろ」

恋「誰が引きこもりか!」

六花「あ、そうだ。さっきこんなの拾ったよ」

真桜「……」

ともき「ぐったりしてる!?」

紅「ああ、今日は暑いくらいだったもんな」

真桜「地獄……なの」

悠「なるほど、買い物に出なくちゃいけないが寒い日ならともかく今日は温かくて荷物持ちが欲しいと考えたが運悪く役立ちそうなのがいなくて仕方なく恋をお供に連れたが熱気に負けた……ってところかな」

真桜「正解なの」

鈴猫「すごい」

悠「恋、もっと役に立てよ」

恋「十分役立っとるじゃろうが!!」

悠「ウンソーダネ」

紅「片言ってるな」

マリア「はい、美少女のマリアちゃんです!」

ともき「次から次へと……」

マリア「今日はひな祭り何で悠さんに媚び売っとけばなんかにありつけると思って」

悠「素直な奴め。10円やろう」

マリア「ヒャッハー!」

六花「500円でカットフルーツ買ってくださいな」

悠「仕方ないな」

六花「ヒャッハー!」

ともき「いいのかよ」

悠「まぁ、うちの連中みんな果物好きだし」

真桜「無駄遣いするななのー……」

悠「ほーら、冷たいフルーツだぞ」
グッ
真桜「もぐもぐ……すこし冷えたなの」

鈴猫「いいなぁー」

真桜「はんっ、なの。」

鈴猫「鼻で笑うなっ!!」

ともき「まぁまぁ」

紅「俺も食っていい?」

悠「自分で買えよ」

紅「ケチケチすんなよ。シャクシャク」

ともき「食ってるしな」

悠「さて、こんな日でも小鳥遊悪魔クイズ!召喚すると、最初は五芒星の姿で現れるが、召喚者が命じれば人の姿になる。『悪魔の偽王国』には「人の姿になる」との記述は見えず、アスタリスクの姿で現れるとされる。この悪魔は?そうみんな大好きデカラビア!!」

ともき「自問自答かっ!」

悠「デカラビア好きなんだよ。なんか文字がいいデカラビアって文字が」

紅「わかんねぇわ」

マリア「りんごうまっシャクシャク」

真桜「メロンちょっとかたいなの」

鈴猫「ブドウは凄く甘い」
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