ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(3/1/夜)ー

悠「ついに三月、おれもそろそろ超一流提督と呼ばれてもいいころだな」

ともき「提督要素を言ってみろ」

悠「艦これの薄い本でいっぱい抜……勉強しました」

ともき「死ねばいいのに」

悠「まぁ、提督より堂島の龍って呼ばれたいんだけどね。」

マリア「どうしょうもない悠?」

ともき「100円やるよ」

マリア「ヒャッハー!」

悠「面白いな、お前は最後に揺らしてやる」

マリア「乳?」

悠「脳」

マリア「やべぇ、殺られる!!」

紅「うー、さむさむ」

悠「寒いな」

紅「ああ、悠か……。お前なんかやった?」

悠「なんかってなんだ」

紅「いや、真桜の嬢ちゃんを怒らせてこの寒気を呼び寄せたとか」

悠「怒らせてなんかないはずだ」

ともき「いや、怒らせたら寒気を呼べるような言い方だな」

悠「出来ないと思うか?」

ともき「……いや、うーん」

マリア「真桜というか魔王」

悠「怒られるぞ」

マリア「怒られてもなんか悠さんが宙を舞う気がします」

ともき「確かに」

悠「なんでやねん!」

紅「あっはははっ!」

悠「笑ってんじゃねーよ!」

紅「いやぁ、悠は面白いな。ホント」
ブンッ、ブンッ

マリア「ここで唐突に素振り」

ともき「一見まともに見えてその実は相当危ない奴だからな」

紅「俺は危なくねーよ?」

悠「危なくない奴は平然と人の頭をバットで殴らない」

紅「冷静だからできるんだよ」

悠「……なるほど」

ともき「そのなるほどはおかしい」

マリア「今まで死人を出したことは?」

紅「当然ないぞ。整形外科と病院送りはたくさんあるけど」

マリア「ともきさん」

ともき「なんだ?」

マリア「このひと、結構ヤバいです」

ともき「だから、そういっただろ。」

悠「まともなのはおれだけだ」

紅「せぃっ!」
ブォン!
バッ!
悠「達磨避け!」

紅「んー……はー……やっぱり悠はいいなぁ。なかなか当たらねぇ。」

悠「当たったら痛いからな」

ともき「そういう問題かよ」

悠「とうぜん」

マリア「男の世界はよく分かりません」

ともき「そういうのでもない。」

悠「さて、小鳥遊悪魔問題だぁぁ!『ゴエティア』によると、地獄の26の軍団を率いる序列16番の大公爵。赤い装束と甲冑に身を包んだ兵士のような姿で現れるとされる。女性の男性への愛情を燃え上がらせて互いを結びつける力を持つ一方、女性を不妊にする力も持つ。また、人の姿を恋人が満足するまで変身させることもできるという。この悪魔は?」

紅「知らん」

悠「知ってた」

マリア「本体がマーラってホントですか?」

悠「違うし!バリバリ人間だし!」

ともき「ゼパル」

悠「Exactly!」
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