ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(2/20/夜)ー

悠「なんかけだるい」

ともき「風邪……は、ないな」

マリア「風邪は無しですか」

ともき「風邪はない。だって悠だからな」

悠「超健康優良児だからな!」

ともき「無駄にしぶとくタフいだけ」

悠「うふふ」

マリア「確かに面の皮も厚い」

悠「ん?」

マリア「イケメンダナァー」

悠「10円やろう」

マリア「ヒャホーイ!」

ともき「それでいいのか……」

悠「いいんだよ。」

金剛「よう」

悠「はぁい」

金剛「なんだその甘ったるい声……」

悠「誰がほれぼれする美少年だって?」

金剛「いってねぇよ」

悠「言ってもいいんだぞ」

金剛「検討しておく」

悠「照れ屋さんめ」

金剛「酔ってんのか?」

悠「酔ってねーよ!」

マリア「自分には?」

悠「うっとり」

ともき「うっとい」

悠「壱字変えない」

マリア「ハッハッ」

金剛「笑ってるぞ」

悠「そいつはいい、なんか許してやれる。」

ともき「甘いよな」

悠「面白い奴は贔屓対象」

マリア「つまらないひとは?」

悠「拷問対象」

ともき「何様だ」

悠「でも、おれは人情を重んじるから拷問といっても酷いことはしないよ。24時間でレミングスを全部クリアしてくれるだけで許してやる」

マリア「れ、レミングス!」

金剛「なんだそれ」

マリア「レミング(Lemming)の複数形です。」

金剛「……」

悠「レミングは和名でいうところのタビネズミだな。集団移動することで集団自殺をするとの迷信がある。」

金剛「だから、なんなんだ……」

悠「まぁ、レミングスというゲームがあるんだよ」

マリア「入口から多数降ってくるレミングたちに様々な指令を与え、レミングたちを虐殺するゲームです」

金剛「ひっでーゲームだな、おい」

悠「違う違う、指令を与えてゴールに導くパズルゲーム。」

ともき「そう聞いたら楽しそうだな」

悠「じっさい面白いんだけどな。ただ、難易度高いと本当に頭抱える」

金剛「俺はそういうの苦手だ」

悠「金剛は筋肉があるから大丈夫だよ」

金剛「……そういうもんなのか?」

ともき「いや、絶対違います。」

マリア「筋肉ってスゴイ」

悠「さて、小鳥遊悪魔問題!召喚者の前に、槍を携え、旗を掲げ、蛇または杖を持った端整な騎士の姿で現れる。未来を予見する力を持ち、隠された物事や戦争について語るとされている。また、王や偉大な人物の寵愛をもたらすとも言われる。この悪魔は?」

金剛「レミングス……ではないよな」

悠「鼠だといっておろうが!」

【鼠と聞いて!アイアム誕生日!水鼠】

悠「……」
グチャ!

ともき「何か言ったか?」

悠「気のせいだ」

マリア「エリゴール」

悠「Exactly!」
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