ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(2/19/夜)ー

悠「んんーっ……はぁーー。寒い!」

ともき「元気いっぱいじゃねーか」

悠「こうゃって!身体を!動かして!温まってるんだよ!」
ブン、ブン

ともき「腰を振るな」

悠「縦じゃないんからセーフ」

緋斗「……」
ダッ
ガシッ!
悠「何で逃げ出そうとしたゴラァ!」

緋斗「逃げ出さんでもこうなっとからですぅッ!」

悠「いい感してるじゃないか。しかし、逃げられない。」

マリア「逃げるコマンドで逃げられない普通の戦闘って損した気分になりますよね。」

ともき「あー、なるな。」

緋斗「ちょっとー助けて!」

マリア「いいじゃないですか」

ともき「もういいよな」

緋斗「自分まだゴールしたぁないです!」

悠「むしろリスタート?」

緋斗「やられる?!」

悠「殺されたくなかったらおれに美少女を献上しろ」

緋斗「なにこの暴君」

マリア「現代のオーク」

悠「姫騎士を「うぅっ、殺せ」っていわれたことないからオークじゃありません」

ともき「それ言われる状況が見えねぇよ」

悠「エロの中じゃ割とポピュラー」

ともき「そんなポピュラー知らん」

悠「まぁ、ともきならまだしも、緋斗が美少女を連れては来れないか……」

緋斗「なんか言いたいけど言うたら負けな気もする。」

マリア「美少女ならここにいるぞー!」

悠「ははっ。100円あげよう」

マリア「うほおぉぉぉっ!」

ともき「残念少女だな」

悠「黙ってりゃ美少女だろ」

マリア「てめぇも黙ってたらいい男だよ」

悠「あれ、今てめぇっていわれなかった?」

マリア「イケメンって言ったんです」

悠「なんだ、そっか♪」

ともき「イケメンも黙ってたらいい男って日本語としておかしいけどな」

マリア「おかしけりゃ笑え」

ともき「……」
ギュー!
マリア「いひゃい、いひゃいです」

緋斗「捻られてもしゃーないわな」

悠「そうだな。おれが言ったら灰皿飛んできたところだろうし、また緋斗が言ってたらおれが本気で拳を握って殴ってたわ」
ズバンッ!スバンッ!

緋斗「なんでやの……」

悠「ツッコミ」

緋斗「殴るんはツッコミ言わんから!」

悠「イグシオンのツッコミは裏拳だ」

緋斗「誰やねん!」

悠「ふでかけ読め」

マリア「そこは修羅の門でしょ、なんでふでかけの方」

悠「はい、小鳥遊悪魔問題!『ゴエティア』によると、26の軍勢を率いる序列3番の地獄の君主。召喚者の前に現れる時の姿は不明であるが、その性質はアガレスと同一とされる。過去・現在・未来の出来事に関して詳しく、隠されたものを発見すると言われている
。この悪魔は?」

マリア「ここでマーラっていえば受けますよ」

緋斗「マーラ!」

悠「手刀」
ドスッ!
緋斗「ぐっ!」
ドサッ

ともき「おいおい……」

マリア「ヴァッサゴー」む

悠「はい、正解。30円あげよう」

マリア「うひひひゃー!」

ともき「笑い方!」
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