ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(2/13/夜)ー

悠「なんかすっげぇ風吹いてたり雨降ってたりしてんなぁ」

ともき「そうだな」

亮「でも、降り続けたり、吹き続けたりじゃないのが変な感じだ。」

悠「変ていうのは飴玉を口に放り込んだら、勢いで飲み込んじゃったみたいな?」

亮「変ていうかのどに詰まりそうだなそれ」

悠「一瞬呼吸が止まるからすっげぇ嫌なんだよな」

ともき「そんなポンポン飴玉を飲み込まないだろ」

悠「……うん」

亮「ポンポン飲み込むのか……」

悠「いや、何か勢いで。運がいいときは寸前にアレコレして奥歯でとらえられて噛み砕けるんだが」

ともき「どんな食い方したらそうなる」

悠「へへっ」

亮「照れてる」

ともき「褒めちゃいないのにな」

悠「褒めていいのヨ?」

ともき「褒めるべき部分が見つからない」

悠「可愛いとか、カッコいいとか、カマンベールとか」

亮「チーズ?!」

悠「あ、ピザ喰いたい」

ともき「自由か!」

悠「しかも、シンプルなピザとゴリゴリこってりなのが食べたい」

亮「ピザって時点でこってりだと思うんだけどな」

悠「まぁな。でも、そういう日ってあるだろ?」

ともき「あるっちゃあるけど」

緋斗「ただいまー。フライドチキン買ってきたで」

悠「ごめん、ピザに変えて」

緋斗「無理っ!!」

悠「だよな」

ともき「ひどいな、おい」

悠「いいんだ。チキンも大好き!!」

亮「なんでもいいんだろ?」

悠「ガブッ、むしゃむしゃ」

ともき「聞いちゃいねぇな」

緋斗「獣やな」

悠「欲望の獣?」

ともき「その通りだよ」

悠「言ってねーよっていってよ」

ともき「いや、その通りだし」

亮「ははっ」

悠「今笑った奴は甘いものの食べ過ぎで虫歯になる呪いをかける」

亮「やめろぉ!」

緋斗「ええっ……」

ともき「亮は甘党なんだよ」

緋斗「あ、マジすか」

悠「あと、クッキー食べたら口内の水分を奪いつくされて飲み物が近くにない呪いにもかかれ」

亮「だからやめろって!!」

悠「ふふっ、これが呪力だよ」

ともき「なにをいってる」

悠「レベルが上がると呪殺になる」

緋斗「具体的には?」

悠「糖尿になる呪いに進化」

亮「普通に生活習慣病じゃねーか」

悠「怖いよね。はい、小鳥遊妖怪問題!細長い体をした白い虎の形をしている。また、四神の中では最も高齢の存在であるとも言われている。(逆に、最も若いという説もある)白は、五行説では西方の色とされる。この妖怪は?」

ともき「白虎」

緋斗「白い虎やしね」

悠「猟の虎だったら?」

緋斗「なにそれ」

悠「猟虎(らっこ)」

亮「マジか!?」
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