ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(2/8/夜)ー

悠「なんか揚げたてのコロッケ食べたい」

ともき「食べたらいいだろ」

悠「揚げてくれる、と?」

ともき「テメーで揚げろ」

悠「冷たいわー」

ともき「何が悲しくて今からコロッケあげなくちゃならない。しかも、自分でなくひとのために」

悠「へへっ」

ともき「喜ぶな」

後楽「おじさん、揚げ物はコロッケとかより天ぷらのがいいかな」

悠「泥でも食ってろ」

後楽「お酒はぬる癇で」

悠「どぶ水でも啜ってろ」

後楽「あと、大事なのは美人の存在」

悠「死ね。もうストレートに死ね。」

後楽「ははっ」

ともき「何言ってもきいてないぞ」

悠「もう肉体言語しかないのかな」

後楽「おじさん、乱暴なのは良くないと思う」

悠「うるせー!てめーはYO痛みを帯びないと何も通じないダラァ!」

ともき「色々と言語がおかしくなってるぞ」

悠「うっううっ……」

ともき「泣くなよ」

後楽「おじさんのお酒のませてやるから」
スッ
悠「……」

後楽「飲まないのかい?」

悠「いや、この酒瓶の中の酒は飲んで大丈夫なのか?」

ともき「飲む気かよ」

悠「一応聞いてから、その後の行動が変わる」

後楽「飲めるぞ。いい塩梅だ」

悠「……ゴクッ」

ともき「平気か?」

悠「……梅酒だコレ」

ともき「は?」

悠「ふつーに梅酒」

後楽「梅酒だよ」

悠「しかもなんだこの梅酒、すげー旨い。」

後楽「ふふっ」

悠「うん、美味い。おれが自分で作ったのと同じぐらい旨い。」

ともき「……」

悠「っか……これ、おれがつけた梅酒じゃない?」

後楽「そうだぞ」

悠「山突き→カウ・ロイ→烏牛擺頭→朽木倒し!!」
ゴッ!ドッ!ガッ!ダァン!
狸の置物【……】
ぐわっしゃーん!

ともき「技の流れはキレッキレなのに相手の逃げ足はもっとキレッキレ」

悠「はぐれメタルは倒せば経験値、場合によったら仲間になったり幸せの靴が手に入るけど……あいつは倒しても何も手に入らない……。」

ともき「逃げ足だけははぐれ級、だけど得るものはスライム以下……か」

悠「クソ、あいつ、おれの秘蔵の梅酒まで手にかけやがって……」

ともき「お前も妙なものを秘蔵するなよ」

悠「だから、小鳥遊妖怪問題。中国に伝わる伝説上の人種である。大人(たいじん)とも称され、東方あるいは海にある島に住んでいるとされる。この妖怪は?」

ともき「長人」

悠「……これってどうなんだろう?」

ともき「出した側が疑問に思うな」
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