ｰラスタ･ラヴ(2/3/夜)ｰ

雲水「がはははっ!節分は楽しいな!!」

悠「……」
チーン

ゆうな「鬼が楽しい節分」

ゆえ「やさしいせかい……」

マリア「思いっきりひとり倒れてますけど」

ともき「問題なし」

緋斗「ピクリともしてませんけど」

雲山「これからも父の相手をお願いしましょう」

悠「やなこった!」

ともき「ピクリとも動かずに叫ぶな。不気味だ」

悠「全身痛いんだよ!!」

雲水「あとで、水仙婆のところに連れてってやる。」

悠「いやだー!あのばあちゃんの鍼は確かにすごいけど、刺してるとき普通に痛いんだもん!!」

マリア「針刺されたら痛いでしょ、そりゃ」

悠「鍼治療だったら痛くない用にするもんだろがい!!」

マリア「そうなんですか?」

ともき「いや、俺は鍼治療とかしたことないし」

緋斗「俺も」

雲山「私は水仙さんの鍼治療をしてもらったことありますが、別段痛くなかったですよ」

悠「なんやて!」

雲水「そりゃ、あの婆さんのことだ痛くもいたくなくもできるだろーよ。」

悠「」なんでおれはあの婆ちゃんに痛くされてるの!!

雲山「婆ちゃんていうからじゃないですか?」

悠「……いや、婆ちゃんじゃん」

雲水「がはははっ。確かに婆だ!」

雲山「失礼ですよ」

悠「うっ、おおぉぉっ!」
ググッ

マリア「あ、起き上がろとしている」

ともき「仲間になりたそうなモンスターじゃないんだから」

雷太郎「雲水さん」
グシャ
悠「ぐぇっ!」

風太郎「ありましたよ」
グシャ
悠「ぬぐぅっ!」

「「鬼殺し」」

雲水「おう、ご苦労さん。やっぱり今日飲むなら鬼殺しだよな!」

雷太郎「色々と反しますよね」

風太郎「雲水さんなら神便鬼毒酒飲んでも平気うですけどね」

雲水「がはははっ。むしろ死ぬ前に飲んでみてぇな!」

悠「……」
ズッ……

マリア「ん?」

悠「……」
ズズッ…

マリア「わっ、ほんの少しずつこっちに這いずってきてる」

ともき「ゾンビか」

緋斗「てゆーか、今さっきガッツリ頭とか踏まれてませんでした?」

ともき「踏み潰さないと死なないだろ」

マリア「踏み潰しても生えてくる可能性がありますよ」

悠「おれは惑星からの物体Xか!」

雲山「元気ですね」

悠「うるせー!節分でも小鳥遊妖怪問題!中国の酒の精。体内に棲むと人を酔うことのない大酒飲みにし、また水を良酒に変えるという。この妖怪は!!」

雲水「酒虫」

悠「なんでお前は詳しいんだよ!」

雲水「博学なんだよ。がはははっ!」

雲山「確かに頭悪いひとではないんですわよね……だから逆に性質が悪いんですが」

ともき「ああ、悠と同じだ」