ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(2/1/夜)ー

雲水「節分が近いな」

悠「豆ぶつけたら逃げてくれるかな」

雲水「オレを追い払いたいのか?」

悠「いや、そんな事はちょっとあるかな」

雲水「がはははっ!しょーじきなやつめっ!」
ベシッ!
悠「はい、背中に手形が赤々と出来ましたよ今」

マリア「何かいい感じですね。」

ともき「どういう意味でいい感じなのと、本当にそう見えてるのかに疑問が湧く」

マリア「まるで親子みたいじゃないですか」

緋斗「そーかぁ?」

マリア「はい」

雲水「オレを追い払いたいなら方法はあるぞ」

悠「どうやって?」

雲水「嫌がるオレを殴り、蹴り、頭を引っ掴んで無理やり屋外に叩きだす。」

悠「……」

雲水「なぁ、簡単だろ?」

悠「それが出来るならとっくにしてるよ!!」

雲水「がはははっ!」
バシバシッ!
悠「痛ぇ……超痛ぇよぉ」

マリア「ほらね?」

緋斗「なんでやねん」

ともき「そすがに少し可哀想に見えてきた」

悠「しくしく、節分は可愛い鬼っ娘に囲まれて酒池肉林したいよぉ」

ともき「ボコボコにされたらいいのに」

マリア「態度チェンジの速さ」

ともき「あいつは一度痛い目に合うべきだ」

悠「なんでじゃっ!」

雲水「こらこら、なに大声出してる」

悠「うるせー!おっさんは黙ってろ!可愛い女の子を要求する!」

雲水「可愛い女なら知ってるぜ」

悠「話を聞こうか」

マリア「私、悠さんのああいうところ素敵だと思います」

ともき「色々と改めろ。」

雲水「それはな……オレのカカァだ!」

悠「惚気か!!」

雲水「がはははっ!」

ともき「あの人はあの人で色々スゲーよな……」

マリア「まぁ、見た目がファンキーですからね」

緋斗「確かに」

悠「違うのおれが紹介してほしいのはフリーの美人」

雲水「そういうのはオメーのが見つけるの得意だろ。周りにもいっぱいいるだろうし」

悠「可愛い子は何人いてもいいんだよ?」

ともき「地獄に落ちろ」

雲水「地獄なんて生ぬるい。なぁ?」

悠「おれはこの先生きていけるのだろうか」

雲水「死んでも道玄と水仙ばぁが生き返らせるさ」

悠「いやぁぁ、さて、小鳥遊妖怪問題。仏教において地獄にいるとされる亡者達を責め苛む獄卒で、牛の頭に体は人身の姿をしたこの妖怪は?」

緋斗「悲鳴の割にいつも通り」

マリア「心のタフネスですね」

ともき「なんじゃそりゃ」

雲水「馬頭だな」

悠「お前は鬼だけどな」

雲水「がははは、その通りだぜぇ!!」
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