ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(1/30/夜)ー

悠「馬鹿な!」

ともき「……なんだよ」

悠「一月の霊圧が消えかけてる。」

マリア「明日で終わりですね。」

悠「という夢を……」

ともき「現実だよ」

悠「うわぁぁぁ!」
マリア「うわぁぁぁっ!」

ともき「なんでマリアも悲鳴あげた」

マリア「おマリ」

ともき「なんでおマリも……」

マリア「マリアでもいいですよ」

ともき「めんどくせぇな!!」

悠「グッド!」

ともき「バッドだよ!」

マリア「月末ちょー怖い。」

悠「金的な意味で?」

マリア「マネー的な意味で」

ともき「お前がいうと本当に生々しい」

マリア「まぁ、金欠はいつもですけどね。」

悠「おれもだ」

ともき「お前はただの無駄遣い」

悠「ちげーし!狸に盗られてるんだし!!」

マリア「殺鼠剤ならありますけど」

ともき「なんでそんなものがある。」

マリア「たまにネズミ駆除してくれってむちゃいう人もいるんですよ」

ともき「その無茶を聞くんだな」

マリア「やれることはやる。それがプロです!」

悠「言ってくれるじゃん!」

拳二「やれることはやる、結構じゃないか」

悠「あ、やくざだ」

マリア「ヤクザだぁ!」

拳二「なんだ、その反応は」

ともき「すいません、気にしないでください。」

悠「げへへへっ」
マリア「ぎょほほっ」

拳二「気にするなってほうが難しいよな。」

ともき「ですね」

拳二「まぁ、いいや。悠」

悠「いやです。」

拳二「まだなんも言ってねーよ」

悠「言われる前に拒否したんだよ」

拳二「なら、俺ぁ無理やり連れてくぞ」

悠「人さらい!」

拳二「必要あれば人をさらうなんざわけねーぜ」

マリア「ヤクザ怖い、あのひと顔も怖いし」

ともき「怖いならそういうことを言わない」

悠「おれを拉致って見ろ!暴動になるぞ!」

ともき「静かになってちょうどいいと思う」

悠「照れ隠しかーわーいーいー」

ともき「……」
ゴンッ!
悠「はい、無言でガラスの灰皿いただきました。」

マリア「よっ、伝統芸!」

拳二「芸か?」

悠「はい、では小鳥遊妖怪問題!中国の雑劇の元曲『二郎神醉射鎖魔鏡』や四大奇書『西遊記』に登場する魔王。号は平天大聖(へいてんたいせい)、大力王(たいりきおう)と言う別称を持つ。この妖怪は?」

拳二「西遊記で魔王ったら牛魔王だろ」

悠「検事が西遊記を知ってる……だと?」

拳二「それぐらい知っとるわ!」

マリア「食べ応えありそうですよね。」

ともき「牛の妖怪を食う気か……」

マリア「豚魔王だとなんか三下な感じがしますよね。」

悠「でも、豚は仲間枠だからな」
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