ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】7

ーラスタ・ラヴ(1/14/夜)ー

悠「ささささむむむむいいいいい」

マリア「……「い」がひとつ多い」

ともき「冬らしくなってきたもんな」

緋斗「雪降るんもそろそろかな」

悠「おれを殺す気か!」

崇「お前が死ぬところを一度見てみたいもんだな」

悠「なんだとこの野郎!」

紅「……」

本郷「……」

悠「……何を仰られやがりますこのお野郎!」

ともき「いや、ダメだろ」

紅「ダメだな」
ブンッブンッ

悠「いやいや、よく考えてみろ。おかしなこと言ったのは崇だろ?」

紅「いや、俺も悠が死ぬところを見てみたい」

悠「生き返らねぇから!!」

マリア「不死説があるんですか?」

ともき「ああ、悠は基本的に死なないんだよ」

マリア「へー、プラナリアみたいですね。」

悠「聞こえてるからな」

紅「だって金属バットで頭をフルスイングしても平気だったしな」
ブンッ!ブンッ!

悠「痛いのは痛いから、振り回すな」

紅「喧嘩して温まろうぜ~」
ブォン!ブォン!

悠「スイングの速度を増すな!」

緋斗「こっわっ!」

ともき「まぁ、日常的に人をぶん殴るためにバットを持ってる奴だしな」

マリア「護身用に催眠スプレーと催涙スプレーとスタンガンは私も持ってますよ」

ともき「何気にえげつないもの持ってるな……」

マリア「使ったことはないですよ?あ、最近一回使ったっけ」

ともき「おいおい……」

緋斗「そんなん買うお金よううったなぁ」

マリア「これは協会から支給されてるものですから」

ともき「どこの家政婦協会でそんなものを支給する……」

マリア「アラファト家政婦協会です。」

ともき「……」

悠「うちの娘にも持たせておこうかな」

ともき「いらねーよ」

緋斗「即答」

マリア「まぁ、防犯は大事ですよ」

ともき「機関銃もった相手でもどうにかできるよ。ゆえとゆうななら。」

悠「まぁな」

紅「男だったらなー。喧嘩売るのに」

悠「男でもやめろや!!!」

紅「まぁ、女でも強かったら別に問題ないっちゃないんだけどな」

崇「くくっ」

悠「笑いごっちゃねぇ」

マリア「か弱い美少女でよかった、私」

ともき「もう平然と美少女っていってるよな」

マリア「言ったもんがちですよ」

悠「わかる。それでは小鳥遊妖怪問題!愛媛県北宇和郡、南宇和郡、高知県幡多郡に伝わる妖怪。土地によって、夜道で人間の歩行の邪魔をするもの、叫び声や産声のような声をあげるものなど、さまざまな伝承がある。この妖怪は?」

崇「お前も毎日よくやってるな」

悠「趣味だ!」

紅「どんな趣味なんだか」

緋斗「答えなんですの?」

ともき「ノツゴ……らしい」

悠「Exactly」

マリア「なんかおいしそうな名前ですね」

ともき「えぇっ?!」
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