ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)ー

悠「……」

ゆうな「竹槍、有刺鉄線」

ゆえ「けんざん、てっきゅう……」

悠「…………」

ともき「明日の太陽を拝めるといいな」

悠「まったくだわよ!!」

マリア「なんでお姉になってるの?」

悠「勢いあまって」

マリア「なるほど」

ともき「いや、なぜ納得した」

マリア「そういう世界なのかなって」

摩耶「受け入れが早いね」

マリア「臨機応変が大事ですから。」

悠「そういうのはいいぞ。緋斗に足りないのはそれだな」

マリア「他にも足りないのはいっぱいありますけどね、あの人」

ともき「容赦ないな」

マリア「嫌いじゃないんですけどね。なんかこう……ふた味足りない」

ともき「ひと味じゃないところがなぁ」

悠「的確な説明じゃないか。100円やろう」

マリア「クリスマスプレゼントぉぉぉ!」

摩耶「喜び方に段々と恐怖を感じてきてるのは僕だけ?」

ともき「俺もだよ。」

マリア「まぁ、焼肉のチケットが最高でしたけど」

悠「ちなみにこの前来ていたデッカイ兄さんの店だ」

マリア「ヤクザ?」

ともき「そっちじゃない方の大きい人だ」

悠「そっちはゴリラだろ」

ゆうな「かんしゃく玉はどうしょうか?」

ゆえ「おとがおおきいのはまおーちゃんがきれそうだからやめとこう……」

摩耶「黒く塗ったまきびしとか良いよ」

ゆうな「グッド!」

ゆえ「でぃもーるとべね……」

悠「鉄板いりの靴ってまだ買えるかな」

マリア「長靴の底に板とかつけたらどう?」

悠「イイアイディアだ」

ともき「なんだこの攻防戦……」

マリア「さて、じゃあ私は仕事なので失礼します」

ともき「クリスマスもか」

マリア「むしろクリスマスだからってことでもあるんですわよ」

ともき「なんだその口調……」

マリア「しっかり働いて焼肉じゃー!」
ダダダッ

摩耶「まだ彼女のキャラが掴み切れない」

悠「女ミハイルでいいと思う」

ともき「それでいいのかよ」

悠「いいともー」

ともき「とっくに終わっただろ」

緋斗「まいどー」

悠「オマエの相方なら帰ったぞ」

緋斗「マジで?!」

摩耶「入れ違いだね」

緋斗「ネタあわせしょとおもったのに……」

悠「とかいいながらクリスマスに女と過ごそうとする企てか」

緋斗「ちゃ、ちゃいますよ!」

ともき「まぁ、クリスマスなんだしむしろネタあわせしなくていいんじゃないかな」

悠「さて、小鳥遊妖怪問題熊本県八代市の松井文庫が所蔵する妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』(1832年)などに描かれている日本の妖怪。水木の説によれば、人間がこの妖怪に憑依されると、やたらに落ち着きがなくなるとされる。しかし不快な気分ではなく、忙しく動き回ることで、なぜか安心感に浸ることができ、逆におとなしくしていると、何か悪さをしているような気持ちになってしまうという。この妖怪は?」

摩耶「クリスマスだしサンタ!」

悠「妖怪ではないよな。」

摩耶「明日も同じネタ使えるよ」

ともき「いそがし……って、妖怪なのか?」

悠「妖怪なのだー、ぐわっはっは。」

ともき「なんなんだそのキャラは……」
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