ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/23/夜)ー

悠「明日はクリト……クリスマスイヴか」

神姫「弾針剄」

チュドン!

ともき「今のは悠が120%悪い」

摩耶「ニーハオ」

神姫「ニーハオ」

ともき「ニーハオ」

金剛「……そういう挨拶が流行ってるのか?」

悠「に、にーはぉ……」
ズズッ
金剛「恐いから足に絡みついてくるな」

緋斗「まいどー!」

マリア「おおきに」

緋斗「お前が言うんかい」

神姫「ツッコミが弱い」

緋斗「ぐふっ!」

ともき「開幕一番の一撃必殺」

悠「ケラケラ♪」

マリア「かんらかんら♪」

ともき「どんな笑い方だ」

緋斗「どんな笑い方や!」

摩耶「ワンテンポ遅かったね。」

緋斗「シクシク」

金剛「なんなんだ……」

ともき「適当に聞き流してください」

悠「今日は二人そろってんだな」

緋斗「はぁ、なんとか」

ともき「何とかってなんだ?」

緋斗「さっきまで連絡とれへんかって」

マリア「仕事中だったんで」

緋斗「バイトしてるん?」

悠「それも知らないのか」

緋斗「はい?」

悠「エイフェック兄弟のショートキー№1って便利なスタンドだよな。」

摩耶「でも、片手使えないよね」

悠「ああ、利き腕突かないのはやっぱり不便か」

緋斗「あの、もしもし?」

マリア「もしもしカメよ。カメさんよ?」

神姫「なんでかしら、若干イラッとする」

ともき「まぁ、落ち着いて」

悠「カメのスタンドぉ?!」

神姫「やかましい」

悠「申し訳ございません」

金剛「しっかりとした謝罪だな」

悠「痛いの怖い」

ともき「痛いの慣れてるだろ」

悠「慣れてないよー」

神姫「……」
スッ

悠「弾針剄は勘弁してください!」

摩耶「明日はクリスマスイヴだね」

金剛「言われてみればケーキの売り出しが半端なかったな」

神姫「余ったら困るからこの三日で蹴りつける気なんでしょ」

マリア「今なら適当なショートケーキでも高値で売れる」

悠「売れないだろ」

ともき「安くしないとなぁ」

摩耶「でも、サーティーワンのアイスケーキは高いのから売れていくって聞いたよ」

悠「アイスケーキかバターケーキよりはいいな」

マリア「私はバターケーキ好きですけどね。」

緋斗「ケーキ好きなん?」

マリア「まぁ、口に入るものなら大抵好きです」

ともき「ざっくりしてんな……」

悠「さて、それじゃあ小鳥遊妖怪問題!『今昔画図続百鬼』では、眉毛がぼうぼうに伸び、お歯黒を黒々と付けた女官の姿で描かれている。解説文には、荒れ果てた古御所で、誰かが訪ねて来るのに備えて常に化粧をしているとある。この妖怪は?」

摩耶「大阪のオバハン」

悠「まぁ、化け物の一種だが……」

金剛「おいおい」

ともき「青女房」

マリア「古女房」

悠「どっちも正解かな」

ともき「違うだろ!」
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