ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/18/夜)ー

悠「ちょっと気になることがある」

ともき「緋斗の相方の事か?」

悠「全然」

緋斗「酷くない!?」

悠「なんで出し惜しみしてるか知らないけど、出し惜しみしてる態度が気に入らんから、それはもういい」

ともき「もういいって割には理由が具体的だな」

緋斗「ちゃいますねんて!」

悠「タングステン?金属の話はしてない!」

緋斗「いや、違います。」

悠「誓ます?」

緋斗「どういうたら伝わるんかな……」

ともき「諦めろ」

緋斗「ええっ?!」

悠「それで気になることなんだが」

ともき「なんだよ」

悠「12月が終わりに向かってね?」

ともき「安心していいぞ。向かってるから」

悠「いやだぁぁぁっ!」

緋斗「これもういつものネタやん」

悠「うっせーハゲ」

緋斗「剥げてへんよ!!」

悠「そういえば摩耶が彼女が欲しいみたいなこと言ってたんだがどう思う?」

ともき「……え?」

悠「ああ、彼氏じゃないぞ、彼女な」

ともき「いや、それは分かってるけど……」

悠「彼氏なら金剛でいいんだが。」

ともき「よくないだろ」

悠「彼女となるとなぁ……誰か良い娘いるかな?」

緋斗「悠やん知り合いいっぱいおるやん」

ともき「全部手を出してるからダメだろ」

緋斗「あぁ……」

悠「全部じゃねーし!」

ともき「大半か」

悠「……へへっ」

ともき「うざい」

緋斗「捥げろ」

悠「テメーの鼻捥いでやろうか」

緋斗「俺の扱い厳しない?!」

悠「こんなもんだろ」

ともき「否定しがたいところがあるな」

緋斗「シクシク」

窈「こんばんわ」

悠「あ、そうだ。おれより女の知り合いというか女を売り物にしている奴に聞けばいいんだ。なぁ?」

窈「その人聞きの悪いいかたやめてくれないかな」

悠「何か違ってた?」

窈「全然違う!」

悠「まぁいいや、性格と容姿が良くて包容力のある娘はいるか」

窈「いるけど」

ともき「即答なのがすごい」

緋斗「確かに……」

悠「紹介してくれ」

窈「誰に、っていうか、なんで?」

悠「摩耶と合コンしてもらおうと思ってな。」

窈「は?!」

悠「合コンじゃないな一対一だからお見合いでもないし……普通の紹介かな」

窈「いやいやいやいや、アイドルをほいほい紹介できないよ!」

悠「いいじゃん」

ともき「無茶いうなよ」

悠「無茶じゃないだろ。ただの紹介だ、無理やり付き合えとかじゃないんだし」

窈「無茶苦茶すぎるってば……」

悠「チッ、じゃあ気分治しに小鳥遊妖怪問題!外観は一般には、頭を芥子坊主にした子供のようだとも、猫のような動物とも、姿が見えないともいう。島根の隠岐諸島では1歳ほどの赤ん坊のような姿で、一本足ともいう。古書『観恵交話』では、一つ目で体毛がないが、それ以外は人間そっくりとされる。この妖怪は?」

窈「なんか今日は機嫌悪い?」

ともき「寒いせいかな」

緋斗「ああ、なるほど」

悠「ヒントオアシスのスタンド使い」

ともき「セッコ……検索したらセコとでた」

悠「ヒントになってるだろ」

ともき「まぁ、な」
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