ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/17/夜)ー

悠「さ」

ともき「さ?」

悠「さーむいぞぉぉぉぉ!」

ともき「うるさい」

悠「なにこれ聞いてないヨっ!ヨッ!ヨーホーマッ!」

ともき「元気だなお前……」

悠「蟹雑炊食ってきたから」

ともき「意味が分からんが旨そうなの食ってるな」

摩耶「雑炊で温まってるのと、悠君はカニスキーだからエンジンがかかってるんでしょ」

悠「Yes、Yes、Yes」

ともき「なら、大丈夫だろ」

悠「それにしても寒い。昨日までの暖気は?」

摩耶「幻」

悠「うわあぁぁぁっ!」

ともき「だからうるせーよ」

緋斗「まいど」

悠「うわあぁぁぁ!」

緋斗「何ごと?!」

ともき「気にしなくていい」

悠「ところで相方は?」

緋斗「ああ、元気やで」

悠「……うん?」

緋斗「え?」

悠「元気なのはいいことだが、それで相方は?」

緋斗「せやから元気ですよ」

悠「……」
ヒュパっ!
緋斗「……」
つーー……

悠「つぎ、同じ言葉を吐いたらその顔を潰す。」

緋斗「…………」

摩耶「へ、意外と大騒ぎしないね。悲鳴の一つもあげると思ったのに」

緋斗「…………」
いすすすすすすすすすす
ともき「……ん?」
サッサッ
緋斗「…………」

悠「何してる?」

ともき「気絶してるぞ」

摩耶「そりゃ悲鳴も上がらないわけだ」

悠「……いいや、ほっとこう」

ともき「酷い奴だ」

悠「おれに対して繰り返しのボケをするのが悪い。アレはおれの十八番なんだから」

摩耶「やられる側はものすごくイラッとするけどね」

ともき「ホントに」

金剛「今日は一段と冷えるな」

悠「あら、金剛たん」

金剛「「たん」って」

悠「タンタン、狸の?」

金剛「キン……おい!」

悠「惜しい」

ともき「何が惜しいだ」

悠「いや「玉」までいうかなーって」

金剛「お前がなにをさせたいのかわからない」

摩耶「あはは」

金剛「それて、どうしたんだコレ?」

緋斗「……」

ともき「気を失ってるだけ何で気にしないでください」

金剛「気を失ってるってだけで結構なことだけどな」

悠「結構コッコーコケコッコー」

ともき「うるせーよ」

悠「チキンラーメン食べたい」

ともき「勝手に食え!」

悠「じゃあ、小鳥遊妖怪問題!三重県志摩郡和具町や布施田村に伝わる海の妖怪。河童の一種ともいわれる。海にもぐる海女を襲い、河童のように人間の尻子玉を抜き取るといわれるもので、これに襲われた死体は必ず尻の穴が開いているという。海で人を脅かしてショック死させるともいう。また鉄が嫌いであり、海中に鉄を落とすとこの妖怪の祟りに遭うという説もあるこの妖怪は?」

摩耶「お尻を狙うとか悠くんだね」

悠「誰が女の尻を追いかけまわしてるだ」

金剛「自分でいってどうする……」

ともき「尻こぼし」

悠「なんかエロいな」

ともき「もうしゃべるな」
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