ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/15/夜)ー

悠「かっぱえびせん塩チョコ仕立て……なんでやねん!」

ともき「そういうチョコ菓子って増えてるよな」

悠「納得できないわぁ」

紅「でも、不思議と不味くはないよな」

悠「食べれないから分からない」

紅「チョコ食うとどうなるんだ?」

悠「……爆発する」

ともき「してしまえ」

悠「リア充になったらな」

紅「充分じゃね?」

悠「何を仰る兎さん」

紅「誰が兎だ」

悠「ともき」

ともき「やかましい」

悠「ほら、うさ耳をあげよう」

紅「なんでそんなもの持ってる」

悠「準備がいいんだよ」

ともき「なんの準備だ……」

悠「いつでもうさ耳が楽しめる準備かな」

ともき「爆発してろ」

悠「えー」

紅「ちなみに他に何が出る?」

悠「他に……小梅ちゃん、とか?」

紅「飴か」

ともき「他には?」

悠「リップクリームと交通安全のお守りと数珠」

ともき「後半が分からない」

悠「ちょっと数珠持ってた方がいいような場所にいってたんだよ」

紅「それだけ持ってても携帯はないんだな」

悠「けい……たい?」

ともき「知ってるだろ」

悠「知ってるよ」

ともき「殴りてぇ……」

紅「ほい」
ゴンッ!
悠「目の前すれすれにバットが落ちてくる恐怖」

ともき「当ててもよかったのに」

紅「いや、当てる気で振ったんだけどな」

悠「やめろよそういうの」

崇「どうせ当たっても平気だろ」

紅「あ、チッス」

悠「平気じゃねーよ。痛いよ。」

ともき「痛いだけかよ」

悠「きっと血もでる」

紅「出るかな……なんか黄色い汁とかでるんじゃないか?」

悠「出るか!」

ともき「可能性はあるな」

悠「ねぇよ」

崇「蜜柑の汁かもな」

悠「ああ、それはあり得るかも」

ともき「あり得るのかよ」

悠「多いときは一日十個くらい食べるし」

紅「風邪ひかないわけだな」

ともき「いや、それは馬鹿だからだろ」

崇「くくっ」

悠「笑ってんじゃねーよ!そういうお前らだって風邪ひかないだろ!」

紅「それなりにちゃんとしてるからな」

ともき「お前よりは規則正しく生きてる」

悠「……崇は?」

紅「崇さんが風邪のウィルスなんかに負けるかよ」

悠「えー……」

ともき「何か納得できて怖い」

悠「コホン、小鳥遊妖怪問題日吉神などの太陽神の使者とされるサルの化身、および中世の日本の説話に登場するサルの妖怪。この妖怪は?」

紅「孫悟空」

悠「ある意味正解


ともき「猿神」

悠「Exactly」

崇「申年だしな」
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