ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/14/夜)ー

ともき「緋斗ってまだ相方探してるのか?」

悠「そうなんじゃないかな。ちょっとわかんないや」

ともき「もうちょっと気にかけてやれよ」

悠「これ以上は無理だわぁ。」

ともき「今で精一杯かよ!」

弩躬「よーす」

悠「うす」

弩躬「悠はいつも暇そうだな」

悠「あっていきなりなんだお前は!チョー忙しいし!」

ともき「どの辺りがだよ」

悠「親指とかかな」

弩躬「折れろ」

悠「嫌だ!」

ともき「折れても問題ないだろ」

悠「問題アリアリアリアリーヴェルチだよ!」

弩躬「うるさいなぁ」

ともき「どんな問題がある?」

悠「ドアが開けにくい」

弩躬「意外と普通だった」

悠「普通だよ」

弩躬「でも、悠は異常じゃん?」

悠「異常にカッコいい?だよなぁ」

弩躬「……」
バシュッ!
ザァッ……!
悠「完全回避ぃぃ!」

弩躬「……チッ」

悠「無言で撃つな!舌打ちするな!」

ともき「今のもお前が悪い」

悠「今の「も」っていわれた」

弩躬「悠、むやみやたらと喧嘩売ってるといつか取り貸しがつかない目に合うぞ」

悠「売ってませんけど!!」

ともき「その割には神経逆撫で発言多いだろ」

悠「そうじゃない、皆がおれのユニークでウィットにとんだ発言を受け入れれてないだけだ」

ともき「やかましい」

悠「うにゃ~ん」

摩耶「賑わってるね」

弩躬「馬鹿が騒いでるだけだともいう」

悠「ストレートに馬鹿っていうな。傷つくだろ」

ともき「嘘つけ」

悠「ナゼバレタシ」

摩耶「悠くんだしね」

悠「へへっ」

ともき「紙一重も褒められてないからな」

弩躬「斬新な紙一重の使いかただな」

摩耶「あ、そうだ。悠くん、はいこれ」

悠「なんじゃらほい?」

摩耶「マロングラッセ」

悠「マジで。ありがとう、いただきます」

ともき「即食いかよ」

悠「あまーい♪」

弩躬「なんでマロングラッセ?」

摩耶「なんか食べたかったらしいよ」

悠「たまにこういうものを食べたくなる」

ともき「和菓子作りまくってるのに」

悠「それはそれってことで……さて、脳に糖が回ったところで小鳥遊妖怪問題!鳥山石燕による江戸時代の妖怪画集『百器徒然袋』に描かれている日本の妖怪。槍毛長や禅釜尚と共に描かれている。この妖怪は?」

弩躬「問題出す方に糖が回ってもなぁ」

摩耶「まだあるよ。食べる?」

弩躬「ああ、どうも」

ともき「けっこう美味しいな」

悠「へいへいへーい!」

ともき「虎隠良(こいんりょう)……わかんないな。」

悠「ほんと、なんなんだろうなこの妖怪」

弩躬「出した本人がそれかよ」
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