ｰラスタ･ラヴ(12/12/夜)ｰ

悠「絶望するほどの夜の寒さ」

ともき「いう程だろ」

摩耶「昼間温かかった反動かな」

悠「反動軽減のスキル欲しいわ……」

ともき「あったとしてもその反動は軽減されないけどな」

摩耶「暑さ無効で行こう」

悠「寒さは?!」

摩耶「耐えろ」

悠「おかしいな……寒さをどうにかしてほしいって話だったのに」

金剛「また、寒いっていってるのか?」

悠「あっためてくれてもいいよ?」

ともき「キショクワルイ」

金剛「タオルか何かでこすり続けてやろうか?」

悠「皮が捲れそうなので結構です」

摩耶「紙やすりとかでどうかな」

悠「なにその猟奇的な行為」

摩耶「顔が、顔がねぇよ!」

ともき「また、懐かしいネタを……」

金剛「そういえば、あいつはどうした?ええと、緋斗だったけ?」

悠「……誰?」

ともき「おい!」

摩耶「そういえば見ないね」

悠「ああ、思い出した。アレな。あのサングラスの……」

金剛「お前の後輩だよな?」

悠「ジョークですよ」

ともき「お前が言うと冗談に聞こえないんだよ」

悠「あいつは今、相方を探してるらしい」

金剛「ああ、漫才の」

摩耶「僕も探そうかな」

金剛「漫才のか?!」

悠「彼女的な意味の方だ」

金剛「ああ…………ええっ?!」

摩耶「そんな驚くこと?」

金剛「いや、なんかスマン」

悠「金剛でよくない?」

摩耶「発剄」
ズドン!
悠「ぐぇっ……んーーっ!」

金剛「耐えたな」

ともき「うざ……」

摩耶「そうじゃないでしょ」

悠「金剛が女の子だったらよかったのにな」

金剛「俺が女だったら最悪だろ」

悠「金剛デース的な」

金剛「意味が分からん」

悠「じゃあ、レディビアードみたいな感じで」

金剛「いやいや、いやいやいやいや」

摩耶「金剛デースはわからなくても「レディビアード」は分かるんだね」

ともき「誰?」

摩耶「猫耳＆メイド服で、さらにはツインテールと三拍子そろっているひと」

ともき「萌え系の人か」

悠「いいや、プロレスラーの外国人男性です。」

ともき「は?」

悠「猫耳メイド服でツインテールでヒゲ面マッチョでプロレスラー、ヘビメタシンガー、 パフォーマーなど様々な顔を持つ。それがLady beard」

ともき「意味が分からない」

金剛「ダウンタウンデラックスとかにも出たんだけどな……」

悠「さて、小鳥遊妖怪問題。日本各地に伝わる馬の妖怪。その名の通り首(頭部)のない馬。路上に出没し、馬の上には神が乗っているともいう。徳島では人に襲いかかって噛みついたともいわれている。徳島の祖谷山では大晦日や節分に、四辻に姿を現したという。この妖怪は?」

ともき「うわ、ツインテール、プロレスラーの検索で本当に出た」

悠「そっちじゃなくてこっちを調べなさいよ!」

摩耶「首切れ馬」

悠「Exactly」

ともき「すっごいテンションで踊るポンポコリン歌ってる……」

金剛「色々と凄いだろ」