ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/11/夜)ー

緋斗「相方ってどんなひとがええんやろか?」

ともき「それ、他人に聞いて良い質問じゃないだろ」

悠「容赦なくぶっ飛ばしてくれる奴にしとけ、どつき漫才だ」

緋斗「それ、どつかれるんは?」

悠「お前に決まってるだろ」

緋斗「嫌やーー!」

摩耶「じやあ、どつきたいの?」

緋斗「いやいや、普通に、普通のツッコミでええですやん!」

悠「普通のツッコミなぁ。ちょっとまて、トライデンと用意するから」

緋斗「それ、ツッコミっていうか貫きですやん」

悠「串刺し、串刺し♪」

緋斗「俺はあれか!バーベキューの肉か!」

ともき「……ツッコミは無理そうだな」

摩耶「だね」

緋斗「えー、今の駄目っすか?」

悠「今のところはポセイドンかよ!ってツッコむ所だろ」

ともき「海王神に例えてツッコむことはまずないし、誰にも伝わらない」

悠「貴方にだけ伝わればそれでいいの」

ともき「漫才になりゃしねーな」

摩耶「まぁ、こんな感じで高速キャッチボールしていかないとね」

緋斗「悠やんの暴投をキャッチでけまへん」

悠「暴投なんてしない、いつでも顔面狙いで投げてる」

緋斗「当てる気満々やん!」

悠「顔面はセーフだろ」

ともき「それはドッチボールのルールだろ」

悠「いや、ブリッツボール」

ともき「顔面セーフどころかタックルでも何でもありじゃねーか」

悠「なんでもありなんだよ!」

緋斗「そして俺にキレた?!」

摩耶「僕もパートナー欲しいなぁ」

ともき「え、漫才の?」

摩耶「いや、人生の」

悠「摩耶からそんな言葉が出るとは意外だ」

摩耶「いやいや、普通でしょ。まぁ、人生とまではいかなくても彼女的な?」

悠「……ふたなりの?」

摩耶「発剄」
ズドン!
悠「ぐぇっ!」

ともき「今のは悠がすべて悪い」

悠「んうぐっ、か、彼氏といわなかったのに……」

摩耶「それはそれで可笑しいんだよ♪」
ズドン!
悠「ぎゃっ!」

緋斗「俺も彼女欲しいっす」

ともき「お前はどっちつかずやめろ」

悠「あれも欲しい、これも欲しいで手に入ると思うなよ!」

摩耶「悠くんが言っていいセリフじゃないよね。」

ともき「確かに」

悠「なん……だと?」

緋斗「ちなみに摩耶さんの好みって?」

摩耶「んー、僕より小さい子よりは大きい子がいいかな」

ともき「その点に関しては大概セーフだと思う」

摩耶「あと、包容力が欲しいかな」

緋斗「つまりおっぱいの大きい娘と……」

摩耶「発剄」
トンッ…
緋斗「っ……」
ドザッ

ともき「え?」

悠「ああ、落ちたな」

摩耶「えー、大分手加減したのに」

緋斗「……」

悠「まぁいいか、じゃ小鳥遊妖怪問題!近畿地方に伝わる妖怪。奈良県の吉野地方や兵庫県の山間部や森の中にいるという妖怪で、同じく山にいる妖怪である山童の一種。普段は群をなして遊んでいる。樵や山で仕事をしている人々にはその姿をたびたび見かけられており、彼らにとってはそれほど珍しくない存在という。しかし油断をしていると、弁当を盗まれるなどの悪戯をされてしまい、そんなときには棒を持って追い払うという。この妖怪は?」

ともき「放置かよ」

悠「頭ぶつけてないし平気だろ」

摩耶「気を失ってるだけだよ」

ともき「……なら、いいけか。ええと木の子……え、きのこ?」

悠「Exactly」

摩耶「僕はタケノコの里派かな」

悠「勃発キノコタケノコ戦争!!」
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