ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(12/5/夜)ー

悠「崇」

崇「なんだ?」

悠「お前ってさ、鉄面皮だけど寒さ感じてる?」

崇「……」

悠「……」

崇「悠」

悠「あ?」

崇「人差し指見せてみろ」

悠「ほい」

崇「……」
ペキッ
悠「痛ぇぇぇぇぇぇ!」

ともき「なにしてんだか……」

緋斗「今、指べったりいっとったで」

悠「へし折れるかと思った」

崇「へし折るつもりだった」

悠「なんて奴だ!」

ともき「お前が余計なこと言ったからだろ」

悠「純粋な質問だったのに」

ともき「お前は邪悪だろ」

悠「純粋ですぅ!」

崇「お前が純粋ならナウマンゾウの死は衰弱死だろうな」

悠「よくわからんがムカつく」

崇「ふんっ」

悠「しかし、寒いわ」

緋斗「ビクッ」

ともき「寒いって単語に反応するなよ」

緋斗「つ、つい……」

悠「お前は極寒だから気にするな」

緋斗「あれ、目頭が熱く……」

悠「その流れでビーム出したら笑ってやる」

緋斗「出るかいっ!」

崇「それは笑いじゃなくて、ビックリ人間じゃないのか?」

悠「芸だろ」

緋斗「ビーム撃つ芸ってなんやねん!」

悠「さぁ」

緋斗「えー……」

崇「いってることがいい加減だな」

ともき「悠ですから」

崇「それもそうか」

悠「なんでや!」

吉音「やっほー」

鈴猫「冷えるね今日も」

吉音「悠。飴食べる?飴」
ドサッ

悠「どしたんだこのチュッパなチャッブスの山」

優日「もらったんだよね。」

吉音「そーそー」

ともき「誰に?」

優日「禅君」

吉音「はい、みんなもどうぞ」

悠「ブドウ味か桃味くれ」

優日「はい、イチゴ味」

悠「ありがとう」

緋斗「そんでええの?!」

崇「飴なんか食うの久しぶりだ」

ともき「崇さんがチュッパチャップス……なんかすごい絵だな」

悠「お前って飴かむ?」

崇「昔は噛んでいたが薫が嫌うからやめた」

悠「バリッボリッ!そうなのか」

ともき「お前歯折れるぞ」

悠「大丈夫だ、奥歯しか折れたことない」

緋斗「アカンやん」

崇「部位破壊ってやつか」

優日「なるほど」

吉音「悠、歯は大事にしないとダメだよ?」

悠「大事にしてるっての。はい、小鳥遊妖怪問題!サギの体が夜間などに青白く発光するという日本の怪現象。別名五位の火(ごいのひ)または五位の光(ごいのひかり)。この妖怪は?」

崇「詐欺?」

悠「鷺」

吉音「怪奇現象?」

悠「いや、だからそういってるだろ」

優日「ユッホー!」

悠「ちげーよ!」

緋斗「青鷺火」

悠「正解だこの野郎!」

ともき「せいかいしてもそういう扱いやめてやれ」
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