ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(11/26/夜)ー

悠「単純に寒い」

ともき「知ってる」

悠「緋斗も寒い」

緋斗「ふぁっ?!」

優日「寒いなら寒いなりの格好をしなさい!」

悠「インナー二枚着で半袖、長袖着てますが?」

ともき「着すぎだろ」

悠「寒いの怖い」

鈴猫「まぁ、風邪とかひくと辛いもんね。」

悠「緋斗、今海とかで泳いで風邪ひくと笑い取れるぞ」

緋斗「とれるかい!」

悠「おれが笑ってやる。」

緋斗「嘲笑いは結構!」

悠「コッコーコケコッコー?」

ともき「やかましい」

悠「しかし、この寒さはヤッバイだろ」

ともき「まぁ、確かに急激に冷えてるのは分かる」

悠「緋斗がつまらないばかりに…」

緋斗「関係ない!」

ともき「つまらないってことを認めかけてるぞ」

緋斗「はっ!?」

優日「じゃあ、何かネタやってよ」

緋斗「はぁっ?!」

ともき「いや、今ので驚くのはおかしくない?」

緋斗「せ、せやかて」

悠「せやかて工藤」

ともき「うるさい」

緋斗「急にネタやっていわれて出来るもんちゃいますやん」

悠「出来るもんだろ」

優日「なんかやって」

悠「やりくり上手っていうのは結局ドケチに生きることだと思うんだ」

優日「ドケチに……例えば?」

悠「例えば紙、書き損じた紙とかは裏返して鼻をかんで天日でかわかしてからトイレへ持っていってトイレットペーパーとして使う」

優日「たしかに無駄がないですね」

悠「しかしくれぐれも順番をまちがえないように、大惨事になる。」

緋斗「……」

悠「こんな感じに軽いネタを使えばいいんだよ」

鈴猫「いや、今のがさらっと出来るのがすごいと思う」

ともき「かなり下品だけどな」

悠「じやあ、猫の皿でも話そうか?」

緋斗「ネコの皿?」

悠「え?」

緋斗「え?」

悠「いやいや、タイトルくらい知ってるだろ」

ともき「落語だろ」

緋斗「そーなん?」

優日「落語は聞かないの?」

緋斗「漫才は見るけど落語は……」

悠「噺家が話す落語一度聞いてみろよ。面白いぞ」

緋斗「悠やんは好きそうやね。」

悠「時間があるときは寄席とかもいってるしな」

ともき「その時間は本来学校に居るべき時間じゃないか?」

悠「……ゲリラだ!特殊訓練を受けたゲリラの仕業だ!」

ともき「ちげーよ!!」

悠「はい、小鳥遊妖怪問題!樺太のアイヌに伝わる妖怪。「松明をかざすお化け」を意味しており、夜中に松明を持って横行し、道を行く人々に様々な怪をなすという。この妖怪は?」

鈴猫「なんだろう」

優日「グーグル先生」

ともき「ええと……ペン」

優日「ぺん?」

ともき「ペンタチコロオヤシ」

緋斗「何語?」

ともき「アイヌかな名称は「松明をかざすお化け」を意味らしいけど」

悠「謎だよな」
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