ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(11/23/夜)ー

悠「ゲフッ…」

ともき「汚い」

悠「大丈夫、おれのゲップには殺菌効果があるかも知れない」

ともき「ねぇよ!不快指数が上がるだけだよ!」

緋斗「ツッコミがキレッキレッやな。」

悠「ツッコミのソニックブームと呼ばれてるからな」

ともき「誰にだよ」

悠「え?」

ともき「え?じゃねーよ!!」

緋斗「ええなぁ」

悠「何がだ」

緋斗「俺もビシッと決めてくれるツッコミの相方が居れば」

悠「ツッコミが良くてもお前のボケのレベルが上がるわけじゃないからな」

緋斗「真顔で言われた…」

悠「っか、オマエってボケなの?」

緋斗「え、ボケのつもりなんやけど」

悠「……あ、ボケでもあれだろ?j漫才とかするんじゃなくてサソリとか食べたりするんだな」

ともき「リアクション芸人か」

緋斗「えー……」

悠「じゃあ、これから無茶振りするから全部食べてくれ。」

緋斗「いや、食べてくれって言うワードと無茶ってダメな組み合わせやん」

悠「とりあえず、まずはかるーくこれ食べてくれ」
コトッ

緋斗「なにこれ」

悠「釘」

緋斗「食えるか!!」

悠「鉄分だと思えばいいだろ!」

緋斗「そういう問題ちゃいますやん!!」

ともき「せめて食べ物にしてやれよ」

悠「っか、今のでボケれないのが緋斗のダメなところだと思う」

緋斗「どうボケろと…」

悠「おれならボケれた」

緋斗「えー……ほんなら、ともやん先輩なんか振ってみてください」

ともき「じゃあ、これが何だかわかるか?」
【本】スッ
悠「人さし指」

ともき「いや指の先にあるもの」

悠「爪だろう」

ともき「イライラするが、一応ボケれてるな。イライラするが」

悠「へっへのへー!」

緋斗「マジかぁ…。」

ともき「それでこの本なんだが、さっきそこに置いてあったんだけど何かいてるかさっぱり何だよな」

悠「どれ、見せてみろ。ふむふむちょっと文章がわかりにくいなとくにはじめの方がわからない」

ともき「中ほどはどうだ」

悠「中ほどは難解だ」

ともき「おわりは?」

悠「おわりはさっぱり」

ともき「ぜんぜんわかっとらんのじゃないか!」

悠「これが日常的に使えるボケだ」

緋斗「御見それしました。」

ともき「いや、ただ人をおちょくってるだけな気もするが…」

悠「ツッコミが入らなかったらただのおちょくり、ツッコミが入った時点でそれはひとつのコントだ」

ともき「それらしくいうなよ」

悠「それじゃ、小鳥遊妖怪問題!赤々とした鶏冠を持つ鳥で、口から同じく赤々とした炎を吐き出す。この炎は狐火などと同様に熱を伴わず、物を燃やすことはない。この妖怪は?」

ともき「グーグル先生起。ええと、婆娑婆娑、波山」

悠「Exactly」

緋斗「グーグル先生パネェ」
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