ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6
ーラスタ・ラヴ(11/21/夜)ー
悠「ガガババ」
ともき「なんだそれ。」
悠「今日してた世にも奇妙な物語で最後にしてた奴。ヤフーでガガババって検索すると……」
緋斗「すると?」
悠「きゃー!」
緋斗「わー!」
ともき「……」
悠「それでさぁ」
緋斗「ちょっ!?」
ともき「なんなんだ。」
悠「しかし、世の中には検索しちゃいけないワードってあるよな」
ともき「あるかなぁ」
悠「「デカいナメクジ」とか「ナメクジ」とか「バナナナメクジ」とか「赤いナメクジ」とか」
ともき「ナメクジばっかじゃねーか!」
悠「ナメクジンシーマジ怖い」
金剛「よう」
悠「誰が窈だ!」
金剛「いってねぇよ」
悠「なんて馬鹿言っちゃって、うふふ」
金剛「何か悪いものでも食ったのか?」
悠「いや、食べてるのはオデンぐらいかな」
ともき「何日目だよ」
悠「三日♪」
緋斗「飽きるやろ」
悠「あ゛?」
緋斗「何でもないです、はい。」
金剛「なんの話してたんだ?」
ともき「ああ、何か検索したらいけないワードの話です」
金剛「……」
悠「あとでヤフーの検索で「ガガババ」って検索してみてくれ。」
金剛「キガムイタラナ」
緋斗「なんや片言?」
金剛「コホン、しかし、なんでそんな検索ワードができるんだろうな」
悠「そりゃまぁ、怖いもの見たさだろ。人間口では汚いとか怖いとかいうものほど見てみたくなる。」
金剛「そんなもんかねぇ…」
悠「都市伝説とかは特にその色が強いだろ」
ともき「そうなのか?」
悠「例えばまた今日の奇妙な物語の話から例えるけど「ズンドコベロンチョ」って話は「マトボッククリ」と似てるたろ」
ともき「なんだそれ。」
悠「ズンドコの方は適当に奇妙な物語を見てくれたらいいけど、マトボッククリは……エグゼクティブの至高の嗜みだ」
緋斗「はい?」
悠「まぁ、ぶっちゃけると……そんなモノはない。」
金剛「なんじゃそりゃ…」
悠「鮫島事件のネタとか知ってる?」
ともき「知らない」
悠「なら頭から説明すると……日韓翻訳掲示板で「日本人はこのごろ何の楽しさで暮していますか?」という、あるスレッドで韓国人ユーザーに対して「日本ではマツボックリをコレクションが流行っています」と書き込んだのを翻訳ミスで「マトボッククリコレクション? 」と聞き返したのが発端。その後、セレブのブルジョアな趣味等と返答した。」
ともき「……え?」
金剛「それでどうなったんだ?」
悠「その後韓国人ユーザーはマトボッククリという聞きなれない言葉に興味を示し「マトボッククリとは何か?」「松ぼっくりの誤訳?」等の返答をした。そもそもマトボッククリなる単語は無く、googleで検索してもまったくヒットしない。その謎の物体に対してそれを逆手にとり、「エグゼクティブの至高の嗜み」「傾国の国宝」等あたかもそれがごく一部の人間の嗜みであるかのように書き込んだ。その後あるドメインを取得したホームページが現れるなどして、それに追随するように様々なマトボッククリを紹介するホームページがあらわれた。元々存在しない、翻訳ミスで発生した言葉で、当初作成されたホームページのほぼ全てがネタサイトでマトボッククリを裕福な人々の少数の嗜好物であると思わしめた……って落ちだ。」
緋斗「些細なことからそんなことになるんやな」
悠「都市伝説の始まりなんてそんなもんだ。さて、小鳥遊妖怪問題!体の黒い坊主の妖怪で、両目玉が飛び出して垂れ下がった姿で描かれている。どの資料にも一切の解説文がないため、どのような妖怪を意図して描かれたものかは不明である。この妖怪は?」
ともき「ググったら塗り仏と出た」
悠「グーグル先生じゃなくてヤフーでガガババ検索してみ」
金剛「……なんか嫌な予感が」
ともき「ガガババ」
緋斗「え?」
ともき「おっ……」
金剛「!!?」
悠「ガガババ」
ともき「なんだそれ。」
悠「今日してた世にも奇妙な物語で最後にしてた奴。ヤフーでガガババって検索すると……」
緋斗「すると?」
悠「きゃー!」
緋斗「わー!」
ともき「……」
悠「それでさぁ」
緋斗「ちょっ!?」
ともき「なんなんだ。」
悠「しかし、世の中には検索しちゃいけないワードってあるよな」
ともき「あるかなぁ」
悠「「デカいナメクジ」とか「ナメクジ」とか「バナナナメクジ」とか「赤いナメクジ」とか」
ともき「ナメクジばっかじゃねーか!」
悠「ナメクジンシーマジ怖い」
金剛「よう」
悠「誰が窈だ!」
金剛「いってねぇよ」
悠「なんて馬鹿言っちゃって、うふふ」
金剛「何か悪いものでも食ったのか?」
悠「いや、食べてるのはオデンぐらいかな」
ともき「何日目だよ」
悠「三日♪」
緋斗「飽きるやろ」
悠「あ゛?」
緋斗「何でもないです、はい。」
金剛「なんの話してたんだ?」
ともき「ああ、何か検索したらいけないワードの話です」
金剛「……」
悠「あとでヤフーの検索で「ガガババ」って検索してみてくれ。」
金剛「キガムイタラナ」
緋斗「なんや片言?」
金剛「コホン、しかし、なんでそんな検索ワードができるんだろうな」
悠「そりゃまぁ、怖いもの見たさだろ。人間口では汚いとか怖いとかいうものほど見てみたくなる。」
金剛「そんなもんかねぇ…」
悠「都市伝説とかは特にその色が強いだろ」
ともき「そうなのか?」
悠「例えばまた今日の奇妙な物語の話から例えるけど「ズンドコベロンチョ」って話は「マトボッククリ」と似てるたろ」
ともき「なんだそれ。」
悠「ズンドコの方は適当に奇妙な物語を見てくれたらいいけど、マトボッククリは……エグゼクティブの至高の嗜みだ」
緋斗「はい?」
悠「まぁ、ぶっちゃけると……そんなモノはない。」
金剛「なんじゃそりゃ…」
悠「鮫島事件のネタとか知ってる?」
ともき「知らない」
悠「なら頭から説明すると……日韓翻訳掲示板で「日本人はこのごろ何の楽しさで暮していますか?」という、あるスレッドで韓国人ユーザーに対して「日本ではマツボックリをコレクションが流行っています」と書き込んだのを翻訳ミスで「マトボッククリコレクション? 」と聞き返したのが発端。その後、セレブのブルジョアな趣味等と返答した。」
ともき「……え?」
金剛「それでどうなったんだ?」
悠「その後韓国人ユーザーはマトボッククリという聞きなれない言葉に興味を示し「マトボッククリとは何か?」「松ぼっくりの誤訳?」等の返答をした。そもそもマトボッククリなる単語は無く、googleで検索してもまったくヒットしない。その謎の物体に対してそれを逆手にとり、「エグゼクティブの至高の嗜み」「傾国の国宝」等あたかもそれがごく一部の人間の嗜みであるかのように書き込んだ。その後あるドメインを取得したホームページが現れるなどして、それに追随するように様々なマトボッククリを紹介するホームページがあらわれた。元々存在しない、翻訳ミスで発生した言葉で、当初作成されたホームページのほぼ全てがネタサイトでマトボッククリを裕福な人々の少数の嗜好物であると思わしめた……って落ちだ。」
緋斗「些細なことからそんなことになるんやな」
悠「都市伝説の始まりなんてそんなもんだ。さて、小鳥遊妖怪問題!体の黒い坊主の妖怪で、両目玉が飛び出して垂れ下がった姿で描かれている。どの資料にも一切の解説文がないため、どのような妖怪を意図して描かれたものかは不明である。この妖怪は?」
ともき「ググったら塗り仏と出た」
悠「グーグル先生じゃなくてヤフーでガガババ検索してみ」
金剛「……なんか嫌な予感が」
ともき「ガガババ」
緋斗「え?」
ともき「おっ……」
金剛「!!?」