ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(11/18/夜)ー

緋斗「はぁぁ…」

ともき「深いため息だな」

緋斗「俺が話のネタもってきたら全潰しですもん」

ともき「そこは自分の体験談で面白い話とかしないとダメなんじゃないか?」

悠「もしくは創作落語」

社「はい、手を止めない」

ともき「それは別の技術力が居るだろ」

悠「笑いを取るためには技術力は必要だ」
書き……コトッ

社「ペンおかないでよ!!」

悠「うるせぇよ!だれだよお前!!」

社「今更誰だよはないでしょ!!」

ともき「まだ終わってなかったのか」

社「もう締め切りギリギリなんですけどぉ!!」

悠「じゃあ、諦めよう」

社「頑張ろうよ!?」

悠「おれ、忙しいんだよな……。」

社「嘘つけ!パソコンで分けわからない悪趣味なゲームしてたじゃん!」

悠「あれは神経を研ぎ澄ますためのゲームだ」

ともき「何のゲームだよ…」

悠「触手貫通イライラ棒」

ともき「あ?」

悠「触手貫通イライラ棒。ブラウザゲーだからダウンロードなしで出来るぞ」

ともき「タイトルからしてやりたくないんだが…」

悠「ちょっと女の子の内臓を触手が這いまわるだけのゲームだ」

ともき「アホだろ」

社「僕もわが目を疑ったよ…」

悠「なかなか難しくてな9秒の壁が越えられない、違う壁なら貫通して中から外へ触手が飛び出すんだが」

ともき「だからアホだろ」

悠「メンタイシューティングの方が良かったか?」

緋斗「今度は名前からしてシューティング?」

悠「そうそう。魔女っ子が空を飛んで敵を魔法で倒すゲーム。クリネオ型のモンスターに攻撃されると首が捥げたり、クラゲ型モンスターに脳を食われたりするけど」

ともき「グロいんだよ!」

悠「ちょっとリョナゲーがブーム」

ともき「お前がそういうのやると……だめだろ」

悠「いや、実際にそういうことするつもりはないけど……人間グロイとか怖いとかヤバいものって見たいんだよな」

社「あー、でも若干わかるね。そういう雑誌ってやっぱり売れるし」

悠「だろ」

社「いいから書いて!お願い、ホント書いて!」

ともき「ってゆーか、手書き?」

悠「いや、普段はワープロ使ってるんだけどな」

社「パソコン渡すと遊ぶからね。」

ともき「ああ、なるほど」

悠「だから神経を研ぎ澄ますために触手をだな……」

ともき「触手で神経が研ぎ澄まされるか!!」

悠「えー……じゃあ、小鳥遊妖怪問題!日本の妖怪絵巻に描かれている妖怪。旧仮名ではどふもこふも、とうもこうも、とうもかうもまた右も左も。1つの体に2つの頭を持つ姿で描かれている。この妖怪は?」

ともき「どうもこうも……?」

悠「Exactly」

ともき「え?」

悠「え?」

社「どうもこう、が答えなの?」

悠「そう。どうもこうもが答え」

緋斗「えー、どうゆうこと」

悠「そういうことだよ!」
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