ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(11/8/夜)ー

悠「うーむ……」

紅「どかしたのか?」

ともき「どうせくだらないことだぞ」

悠「最近、寝て起きると汗だくなんだ」

ともき「コタツで寝るな」

悠「無理」

ともき「なら諦めろ」

紅「サウナスーツでも着てたらどうだ?」

悠「それ、シャレにならないくらい汗だくになるよな」

紅「なのかな。俺は名前だけは知ってて着たことないしな」

悠「おれは汗をかきたいんじゃないからな」

ともき「いや、だからコタツで寝るな」

悠「他に何処で寝ろというのです!」

ともき「布団で寝ろ」

悠「そもそも布団てなんだろうか…」

ともき「布団は布団だよ、馬鹿野郎」

悠「馬鹿やろう!」

緋斗「なんで俺怒鳴られた?!」

悠「それでさぁ…」

緋斗「そして何事もなく進められた?!」

ともき「いつもの事ながら酷いな」

紅「でも、いつもの事だよな」

悠「緋斗はマンネリだからな」

緋斗「さらにディスられた!」

悠「じやあ、なにか面白いこと言ってみ」

緋斗「え……えと……」

悠「……」

緋斗「おっ……」

悠「それでさぁ」

ともき「せめて聞いてやれ」

悠「緋斗キャン」

ともき「お前の中でキャンセルが流行ってるのか?」

悠「そこそこな。」

緋斗「ほんなら……」

悠「まぁ、逆におれがキャンセルされたら、そいつの存在をキャンセルしてやるけど……それをいったうえで緋斗なにを言おうとした?」

緋斗「なんでもないです」

紅「しかし、最近暇じゃね?」

悠「暇なくらいがちょうどいいだろ」

紅「忙しいぐらいがいいだろ」

悠「紅は働き者だなぁ」

ともき「お前はもっと働かなきゃダメなんじゃない?」

悠「いや、働いてるよ。和菓子作って大江戸学園に運ぶ仕事」

紅「ついに茶菓子の下請けになったのか」

悠「店主!」

紅「いやいや」

ともき「今のセリフはどう聞いても下請けだろ」

悠「下町ロケット」

ともき「全然違う」

紅「何だっけソレ」

ともき「ドラマ」

悠「ドラマといえば今日古畑任三郎の再放送してたわ」

緋斗「また古いもんを…」

悠「さて、今日のわんこ……じゃなくて、今日の小鳥遊妖怪問題!鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』や江戸時代の黄表紙にある日本の妖怪。その名の通り、長い髪がぼうぼうの倡妓(遊女)の姿をしており、遊郭に現れるとされる。この妖怪は?」

ともき「今、どんな間違いした」

紅「今日のワンコとかいったな」

悠「細かいことは良いんだよ」

ともき「とりあえず、ググったら毛倡妓って出たぞ」

悠「ジョロウってエロい響きだよな」

ともき「知らんわい」
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