ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6
ーラスタ・ラヴ(11/5/夜)ー
悠「最近の算数ってなめてるな」
ともき「は?」
悠「算数」
千夜「算数から勉強してるのか?」
悠「1+1はにー」
千夜「……」
ガァン!
悠「なぜ、踵落しした」
千夜「なぜ、避けた」
悠「避けるわ!!」
緋斗「め、めっちゃ真横でドンって……」
ともき「ドンマイ」
悠「じゃなくて、最近の算数は計算機ありらしいぞ」
ともき「へぇ。」
緋斗「テストとかも?」
千夜「それはねぇだろ」
悠「なんか「現代の算数の教科書は、実用性に重点を置いており、電卓の使用も、日常生活で行うこととして認められている」らしい。」
千夜「実用性に重点ねぇ」
ともき「じやあ、全部電卓なのか?」
悠「いいや、電卓が使用できる問題には、電卓マークがついている」
緋斗「そんなん全部使うわなぁ」
悠「……」
緋斗「あれ、同意してくれんの?」
悠「はんっ!」
緋斗「はんっ、言われたんやけど」
悠「お前と意見があったからな」
緋斗「ひどっ!」
千夜「仲悪いのか?」
ともき「良すぎるんじゃないかな」
悠「ないない」
緋斗「そんな否定せんでも…」
千夜「なら、数学も電卓有りか?」
ともき「そう、なのかな。」
雲山「失礼、話に割り込みますが……」
ともき「え、あ、はい。」
雲山「数学の目的は、数学的な考え方を養うことで、計算自体を考えるのではなく、どう解くかが重要視されているので、電卓の使用はあくまで「算数」だけかと」
千夜「なるほど」
ともき「よく知ってますね。」
雲山「いえ、大したことではありませんよ」
悠「なかなかやるな」
雲山「今の話で思い出したのですが、現在の歴史の教科書は「踏み絵」と「絵踏(えぶみ)」を区別していますね。」
ともき「踏み絵と絵踏み?」
千夜「キリストの絵を踏ませて教徒かどうか見分けるアレか」
雲山「はい、キリスト教徒を見つけるための道具を、踏み絵。絵を踏ませる行為は絵踏……と、分けているそうです」
悠「大して変わらんがな」
雲山「見分けるための行為と、絵を踏む行為を区別するためでしょうね」
悠「雰囲気が「ふいんき」で変換できないような感じか」
雲山「違わないこともないですね。」
緋斗「頭痛くなってきた…」
ともき「そこまで難しい話してないだろ……」
悠「さて、小鳥遊妖怪問題!平安時代頃に葬送地として知られた京都の鳥部山に現れるという妖怪で、画図では炎と煙に包まれた乞食坊主の姿で描かれている。平安時代頃に葬送地として知られた京都の鳥部山に現れるという妖怪で、画図では炎と煙に包まれた乞食坊主の姿で描かれている。この妖怪は?」
千夜「……」
悠「はい、千夜ちゃん。露骨に興味ないって顔しない」
ともき「分かりますか?」
雲山「火前坊、ですね。恐らく」
悠「Exactly」
緋斗「この人なんでも知っとるやん」
悠「最近の算数ってなめてるな」
ともき「は?」
悠「算数」
千夜「算数から勉強してるのか?」
悠「1+1はにー」
千夜「……」
ガァン!
悠「なぜ、踵落しした」
千夜「なぜ、避けた」
悠「避けるわ!!」
緋斗「め、めっちゃ真横でドンって……」
ともき「ドンマイ」
悠「じゃなくて、最近の算数は計算機ありらしいぞ」
ともき「へぇ。」
緋斗「テストとかも?」
千夜「それはねぇだろ」
悠「なんか「現代の算数の教科書は、実用性に重点を置いており、電卓の使用も、日常生活で行うこととして認められている」らしい。」
千夜「実用性に重点ねぇ」
ともき「じやあ、全部電卓なのか?」
悠「いいや、電卓が使用できる問題には、電卓マークがついている」
緋斗「そんなん全部使うわなぁ」
悠「……」
緋斗「あれ、同意してくれんの?」
悠「はんっ!」
緋斗「はんっ、言われたんやけど」
悠「お前と意見があったからな」
緋斗「ひどっ!」
千夜「仲悪いのか?」
ともき「良すぎるんじゃないかな」
悠「ないない」
緋斗「そんな否定せんでも…」
千夜「なら、数学も電卓有りか?」
ともき「そう、なのかな。」
雲山「失礼、話に割り込みますが……」
ともき「え、あ、はい。」
雲山「数学の目的は、数学的な考え方を養うことで、計算自体を考えるのではなく、どう解くかが重要視されているので、電卓の使用はあくまで「算数」だけかと」
千夜「なるほど」
ともき「よく知ってますね。」
雲山「いえ、大したことではありませんよ」
悠「なかなかやるな」
雲山「今の話で思い出したのですが、現在の歴史の教科書は「踏み絵」と「絵踏(えぶみ)」を区別していますね。」
ともき「踏み絵と絵踏み?」
千夜「キリストの絵を踏ませて教徒かどうか見分けるアレか」
雲山「はい、キリスト教徒を見つけるための道具を、踏み絵。絵を踏ませる行為は絵踏……と、分けているそうです」
悠「大して変わらんがな」
雲山「見分けるための行為と、絵を踏む行為を区別するためでしょうね」
悠「雰囲気が「ふいんき」で変換できないような感じか」
雲山「違わないこともないですね。」
緋斗「頭痛くなってきた…」
ともき「そこまで難しい話してないだろ……」
悠「さて、小鳥遊妖怪問題!平安時代頃に葬送地として知られた京都の鳥部山に現れるという妖怪で、画図では炎と煙に包まれた乞食坊主の姿で描かれている。平安時代頃に葬送地として知られた京都の鳥部山に現れるという妖怪で、画図では炎と煙に包まれた乞食坊主の姿で描かれている。この妖怪は?」
千夜「……」
悠「はい、千夜ちゃん。露骨に興味ないって顔しない」
ともき「分かりますか?」
雲山「火前坊、ですね。恐らく」
悠「Exactly」
緋斗「この人なんでも知っとるやん」