ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(11/4/夜)ー

悠(女)「ふー、さむさむ」

吉音「長袖着ないの?」

悠(女)「ま、まだ平気」

神姫「言ってることの矛盾」

吉音「だよねー」

悠(女)「二の腕アピールだよ!」

神姫「いらない」

悠(女)「照れなくても……」

神姫「……」
ぎゅぅぅぅ!
悠(女)「痛っででで!!」

神姫「…………」
ぎゅぅぅぅ!
悠(女)「無言で抓るのやめてっ!!」

吉音「わぁ、痛そう…」

想「こんばんわ」

鈴猫「なんかすごい声が聞こえたけど」

神姫「気のせいよ」

悠(女)「ふぁ?!」

神姫「気のせいでしょ?」

悠(女)「……吉音、膝枕して」

吉音「よしよし」

悠(女)「ふへへ、太もも太もも」

神姫「千切っててもよかったわね。」

悠(女)「やー?!」

鈴猫「何かはわからないけど、何かあったことはわかった」

想「私もです」

悠(女)「なら、あーしを癒してくれ」

神姫「どこをちぎって欲しいの?」

悠(女)「神姫の中で千切るは癒す行為なの?」

神姫「そんなわけないでしょ」

悠(女)「……」

吉音「たいふぇんふぁふぇ、ひゅうふも」

悠(女)「もの食うか喋るかどっちかにしろ」

吉音「もぐもぐ」

悠(女)「そっちとるよねぇ」

鈴猫「あはは…」

想「吉音さんですから」

悠(女)「さて、太ももの柔らかさで回復したから小鳥遊妖怪問題!中国や日本の説話集・随筆集に見られる奇病、及びその病気を引き起こす怪虫。人体の中に入り込むと、本人は何もしゃべっていないのに腹の中から問いかけに応じた返事がかえって来るとされる。この妖怪は?」

鈴猫「病気?妖怪?」

吉音「虫?」

神姫「応声虫よ」

想「確か、回虫がモデルでしたっけ?」

吉音「かいちゅう?」

悠(女)「寄生虫のことだ」

吉音「食べてるときにやめてよー」
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