ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(10/31/夜)ー

悠「ハロウィンーーー。ってことで、コスプレ女子はまだですか?」

ともき「……」

悠「スルーされても耳元で囁き続けますが?」

ともき「やめろ。穢れる」

悠「穢れないよ!むしろ、浄化される!」

緋斗「浄化?!」

悠「おれのブレスにはマイナスイオンが出てるんだよ」

ともき「でてるか!」

真桜「そもそもマイナスイオンに信ぴょう性がないなの」

悠「わ、座敷童!」

真桜「……」
スッ

ともき「違うだろ」

悠「わっ!ようじょ!」

真桜「……」
スッ

緋斗「間違いではない」

優日「さっきから、指折りしてるのは何の回数?」

真桜「仏の顔なの」

悠「やべぇ、あと一回だ…」

ともき「仏の顔システムなのか」

緋斗「仏の顔ってなに?仏頂面ってこと?」

真桜「……」
スッ

悠「あ、今のでカウント0になった」

真桜「だれが仏頂面だなの」
スパンッ!
緋斗「ぐぇっ!」

優日「三カウントでああなるんだ」

ともき「しかも、対象が三カウント目の奴なんだな…」

悠「真桜の場合は仏頂面じゃなくて……ポーカーフェイス?」

優日「ダウン系幼女」

真桜「……」
スッ

ともき「やめろよ。一カウント進んだぞ」

優日「止めるまたは回復手段は?」

悠「マオーハートアタックに弱点は……ない。」

真桜「……」
スッスッ

ともき「一気に二つ進んだ」

真桜「ジョジョ厨が、なの」
スパーン!
ドゴォっ!
悠「ぐぇっ!」

優日「頭から落ちた」

ともき「普通なら死んでるぞ…」

真桜「ナイアガラバスターくらっても生きてるからこの位じゃどうにもならんなの」

悠「首とか痛いけどね」
ぐてっ

ともき「起きろよ」

悠「んっ、ぬっ、ふぉい!」
ぐにゃん!

優日「わー、気持ち悪い起き方」

悠「ハロウィン仕様だ」

ともき「何でもハロウィン言ったらいいと思うなよ」

真桜「どうせ今夜限りで次はすぐにクリスマスと正月商戦なの」

優日「現実的だわ」

真桜「人外の祭典より、目先のセールなの」

ともき「主婦っぽいな」

悠「我が家の大黒柱だからな」

ともき「お前はなんだ?」

悠「……や、家主!」

真桜「旦那はドシッと構えてたらいいなの。」

悠「はは……」

優日「凄いね。ひと言で何も反論させれなくした。」

悠「ようじょつおい」

ともき「馬鹿だろ」

悠「じゃあ、ハロウィン何で小鳥遊妖怪問題!『画図百鬼夜行 前編 風』(鳥山石燕、江戸時代)に描かれている日本の妖怪。水門の上に、爪のある手と毛深い顔を持ち、黒雲に覆われた獣のような姿が描かれているが全身像は不明。開かれた口には大きな舌がある。この妖怪は?」

ともき「ハロウィン関係ないな」

真桜「赤舌だろなの。」

優日「おー、真桜ちゃんはホントなんでも知ってる」

悠「ところで緋斗はいつまで気絶してるんだ?」

ともき「死んでないだろうな…」
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