ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(10/27/夜)ー

優日「十月もお終い間近ですねぇ」

吉音「お鍋とか美味しくなる!」

鈴猫「吉音ちゃんは冬も元気いっぱいだね。」

吉音「うん!でも、こっちにくると普通に寒いかも…」

優日「ああ、大江戸学園は常夏だもんね。」

吉音「そうそう!だから冷たいものがおいしいの!」

想「ですが、今年はエルニーニョ現象で暖冬らしいですね。」

久秀「今年「は」じゃなくて、今年「も」よね。正直」

悠(女)「ガクガクブルブル」

久秀「……」

悠(女)「ガクガクブルブル」

久秀「茶釜あるかしら?」

碧「あるよ」
トサッ

優日「本当に何でもある」

吉音「お茶立てるの?」

久秀「火薬詰めて、そこにいる目障りなのを吹き飛ばそうかと」

悠(女)「やめて!!」

久秀「寒いから震えてるんでしょ?焼いてあげるわよ」

悠(女)「あーしは色白が売りなんだ!」

想「そ、そういう問題ですか?」

悠(女)「透き通るような肌してるっしょ?」

優日「はんっ」

悠(女)「なんだ?おっ?帽子取るぞ?お?」

優日「それなら私はエアコンを20℃以下で冷房にする覚悟がある」

悠(女)「なんっ……だと」

吉音「お鍋がおいしくなりそうだね!」

鈴猫「そうじゃないんだけど…」

吉音「え?鈴猫ちゃん、お鍋嫌い?」

鈴猫「お鍋は好きだけどね。」

想「エアコンの冷房をかけるというのが駄目という話しですよ」

吉音「ああ、そっちか!」

悠(女)「でも、鈴猫はどんな極寒になってもへそ出しできる最強種だけどな」

鈴猫「そこまでではないよ?!」

優日「今日はへそ出しライバルの久秀さんもいらっしゃるようですが?」

鈴猫「そんなライバルになった覚えもないんだけど?!」

久秀「ほう……久秀なんて眼中にない、と?」

鈴猫「いってないよ?!」

悠(女)「二人は百合キュアはまだですか?」

吉音「日曜の朝に放送?」

想「とても、日曜の朝から放送できそうなタイトルではないですけどね」

悠(女)「百合は世界を救う」

久秀「爆華」
バンッ!
悠(女)「華麗に回避っ!」

久秀「……チッ」

碧「室内で爆破はやめろ」

優日「軽い」

悠(女)「さて、小鳥遊妖怪問題!愛知では雪の降る時期に現れる一本足の老婆とされ、歩くと雪の上に一本足の足跡を残すという。子供をさらうともいい、この時期には吉田町の人々は、子供を外出させないように注意を払っていた。この妖怪は?」

吉音「雪女?」

悠(女)「違うよ。」

優日「雪婆だって」

想「そんな妖怪いるんですね。」

久秀「「婆」ってつく妖怪は多いのよ」

悠(女)「砂かけ婆、雪婆、古庫裏婆、白粉婆、エンヤ婆、奪衣婆、悪婆etc」

鈴猫「多い?!」

優日「ひとり違うのが混ざってたような…?」
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