ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

六花「イエーイ!!みんなー!あたしの歌をきけーー!」

「「「うおぉおぉー!」」」



梓「すっごく盛り上がってるな…」

悠「アンダーグラウンドアイドルだなありゃ」

梓「リッカなら普通にインディーズでもやれるんじゃないのか?」

美喜「あの娘は有名になりたいとか売れようとかじゃなくて歌いたいだけだからね。本格的な活動には興味ないのよ」

梓「欲がないなぁ」

悠「まぁ、細かく言えば夜な夜な闘路で男を蹴り倒してるから下手にバンドで有名になったら危ないだろ色々と」

崇「そうだな。警察なんかに嗅ぎ回られるのは俺たちも避けたい」

悠「警察に注意するのはアイツらだろ。」

炎銃「ぁん?なに見てやがる?」

宮塚「……」

悠「別に~」

炎銃「ケッ…おい、澪もう一杯頼む。」

宮塚「こっちもな」

澪「うぃーす」

紅「崇さん、良かったら注がせてくださいよ。」

崇「ああ。お前も呑め。」

紅「ありがとうございます!いただきます。」

梓「悠はもういっぱいどうだ?」

悠「そうだな…せっかくだしもらう。」

梓「じゃあ、ほら。」

悠「おう、ご返盃だ。」

禅「悠…さん。ケーキ…ありが…とう…ござい…ます」

悠「いや、礼ならともきにいってくれ。ミニケーキいっぱい買ってきてくれたんだ」

禅「なるほど…では…後日…お礼の…メール…を…して…おきます」

悠「おう。禅はのまないのか?」

禅「せっかく…ですが…酒は…やめ…ときます」

崇「禅はジュースだろ。」

禅「これは…わざわざ…すみ…ません…。」

崇「お前にはこれからも働いて貰うからな。」

禅「もちろん…です」

紅「俺も崇さんのためならなんでもしますよ」

炎銃「アイツもう出来上がってねぇか?」

宮塚「知らん。」

澪「オーナー、年のため毛布準備しときましょうか?」

美喜「そうね…。崇達はここで寝ていくの?」

崇「そうだな。」

美喜「アンタは?」

悠「俺は帰るよ。一応家でガキが待ってるから。」

梓「まさか車じゃないよな?」

悠「さすがにそんな真似はしないってのタクシー使うよ。梓はどうするんだ?」

梓「俺も泊まろうかな。リッカライヴは終わりそうに無いし。」

六花「♪~♪~♪」

悠「既にぶっ続けで10曲は歌ってるよな」

炎銃「ほんと…喉潰れねーもんだな」

梓「ずっとドラム叩きっぱなしの本郷さんも凄いと思うけど」

崇「お前はなにかできないのか?」

悠「あー?サックスでも吹くか?」

美喜「吹けるの?」

悠「まぁ…多分まだ吹けるはずだ。」

崇「ならやってみろ。」

悠「いつか機会があったらな。」
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