ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(10/18/夜)ー

悠「すげぇどうでもいい話していい?」

神姫「悠の話はだいたいがどうでもいいけど、どうぞ」

悠「ペッパーのCMあるじゃん」

緋斗「コショウ?」

ともき「ロボットのペッパーだろ」

悠「それ、あのCMで声聞くたびになんか誰かに似てるなーって考えてたんだよ」

ともき「ペッパーの声が?」

悠「あれって弦巻マキの声だよな」

神姫「そうね」

ともき「誰だ?」

悠「ボイスロイド」

緋斗「ボーカロイド?」

悠「ボイスロイドの方だってんだろ!」

緋斗「そんないわれても……ミクとは違うん?」

悠「違う。ミクはさっきお前が言ったボーカロイド、マキはボイスロイド」

神姫「正確な製品名は「VOICEROID+ 民安ともえ(弦巻マキ)」ね」

ともき「……え、違いは?」

悠「緻密な説明とざっくばらんな説明どっちがいい?」

ともき「ざっくばらん」

悠「ボーカロイドは歌わせる。ボイスロイドは喋らせる。」

緋斗「一緒ちゃうの?」

神姫「歌えるけど喋るのが苦手なのがボーカロイド、喋れるけど歌うのが苦手なのがボイスロイド」

ともき「分かりやすい」

悠「おれといってることは一緒なんだが」

神姫「一緒にしないで」

悠「あるぇっ?!」

神姫「悠と同じっていわれると……こう、喉に異物が引っ掛かる感じになるのよ」

ともき「わかります」

悠「そんなことないよ!するするとのど越し最高だよ!」

緋斗「するする喉越し最高って何……」

悠「うるせぇ」

緋斗「理不尽」

悠「ちなみにボーカロイド同様ボイスロイドにも色んな種類がある。結月ゆかり、東北ずん子」

ともき「男はないのか?」

悠「吉田ロイドとかならあるかな。一応関西弁対応の琴葉茜・葵なんてのもあるけどな」

ともき「あー、なんとなくわかった。あの機械音の実況か」

神姫「多分それであってるけど、ゆっくり実況の可能性もあるわね。」

ともき「また知らない単語が出てきた」

悠「詳しクはググってくれ。」

ともき「そうする……。まぁ、気が向いた時だけど」

悠「おれは結構ゆっくり実況プレイは好き。ゆっくりでなくてもロマサガプレイ動画は好き」

ともき「辿りつくのはそこか」

悠「あそこは変態(褒め言葉)の巣窟だからな。ボストンひとり旅とか、コマンダー・サラとかとんでもない。さて、それではこの流れで小鳥遊妖怪問題!中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の夢を喰って生きると言われるが、この場合の夢は将来の希望の意味ではなくレム睡眠中にみる夢である。悪夢を見た後に「この夢を○にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見ずにすむという。この妖怪は?」

神姫「獏」

ともき「バク」

緋斗「あー、バクか。ぬーべーでエロかった」

悠「夢魔に食われたらいいのに」
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