ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】6

ーラスタ・ラヴ(9/23/夜)ー

悠「連休も今日で終わりか……」

ともき「お前の場合は連休も平日も大して変わりないだろ」

悠「うん」

ともき「少しは否定しろよ…」

崇「お前は毎日楽しそうだな」

悠「おれが毎日楽しめてるのはジョジョ立ちしてるからさ!」
バッ!

崇「……」

悠「なんじゃい!その眼は!」

ともき「呆れられてるんだろ」

悠「呆れられることなんて言ってないのに」

ともき「お前はホントどういう精神してるんだろうな」

悠「黄金の精神。」

崇「どどめ色だろ」

悠「そんなにおれを怒らせたいのか」

崇「別に」

緋斗「悠やん、おでん買ってきたで」

悠「ああ、ご苦労」

ともき「常にパシラせてないか?」

悠「仕事を与えてやってるんだ」

緋斗「なんでやねん!」

悠「いやなら帰れよ!」

緋斗「これって俺が間違ってるん?」

ともき「いや、間違ってるのは悠だけど、言うだけ無駄だ。」

崇「まったくだな」

悠「おれが好きだからって嫉妬すんなよ」

ともき「機能してない耳なら捨てとけ」

悠「耳たぶ舐めてもらったりとかに使うもん!」

緋斗「俺もそれして欲しいわ」

悠「上野動物園で虎の檻とかに耳入れてみたらいい」

緋斗「食われるわ!」

悠「虎だって不味そうな肉は食わないよ」

緋斗「……」

崇「お前は動物とかにも襲われそうだけどな」

悠「なんでや!動物愛護精神の塊やぞ!焼肉大好き!」

ともき「愛護っていうか食ってんじゃん」

悠「感謝して食ってるよ」

緋斗「なんの話やっけ?」

悠「おっぱいの話だったような……」

ともき「誰もしてねぇよ」

悠「じゃあしようよ!」

緋斗「はい!」

悠「お前はいや」

緋斗「……」

紅「うーす」

千夜「……」

悠「あら、同伴出勤ですか?」

千夜「うぜぇ」

ともき「なんていうか、息をするように人をイラつかせてるな」

悠「ただのユーモアなのに」

崇「ひとをイラつかせるという一点は本当にすごい才能だと思うぞ」

悠「イラつかせてないよ!おれの才能は皆に笑顔をばら撒く……」

紅「は?」

千夜「あ゛?」

ともき「全否定されてるぞ」

悠「……この野郎!」
ブンッ!
緋斗「あぶなっ!?」

悠「WRYYYYY!」

紅「なんなんだあのテンション?」

ともき「連休が終わるから必死に現実逃避してるんだと思う」

千夜「阿保だな」

悠「さて、みんな大好き小鳥遊妖怪問題!古来より日本では、さまざまな悪は○○によって世にばらまかれるものとされていた。中でも病気、特に流行病は○○の仕業とされ、大規模な流行病が発生すると、人々は○○の退散を祈った。人間世界に悪をばらまく、この妖怪は?」

緋斗「これ分かった!勉強してきた!悪鬼!」

紅「つまり悠か」

千夜「成程」

悠「なんでや!」

崇「悠は悪鬼じゃない。邪鬼だ」

ともき「どっちもじゃないですかね。」

悠「お前らなぁ…」
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