ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(9/13/夜)ー

悠「ファイナルファイトとかしたいな……」

紅「ファイト?よし、来い」

悠「リアルファイトじゃねぇ!」

豊久「戦か?」

悠「右を見ても左を見てもこの戦闘狂だらけの世の中……」

ともき「お前の周りだけだと思う」

緋斗「確かに」

悠「WRYYYY!」
サクッ!
緋斗「げふぉ?!」

悠「絞り取ってやる!貴様の生命を!」

紅「やっぱりそういう事できるんだな」

ともき「妖怪だからな」

悠「WRYYYY!せめて、そこは吸血鬼といってほしいね。できないけど」

豊久「……」
スッ

悠「いや、無言で刀を抜くな」

豊久「冗談だ」

悠「冗談いうタイプだっけ?」

豊久「多少はな」

悠「冗談が通じないタイプだよな。」

豊久「うむ」

ともき「そこは普通に認めるんだな……」

悠「侍怖い」

紅「悠の従姉さんだって侍だろ」

悠「一応、吉音とかも侍だがな」

緋斗「侍多ない?」

悠「召喚士とか魔術師とかよりは不思議じゃないだろ」

ともき「なぜその二種…」

豊久「呪術なぞ術者を断てば良か」

悠「多分この人には呪いとか効かないんだろうなぁ」

アリス『うふふっ』

悠「……飴あげるから、ね?」

アリス『はーい』
スッ

悠「ふぅ……。セーフ」

ともき「いろいろお前も大変だよな」

悠「そうでもないよ」

緋斗「こういう時はドヤ顔とかせーへんのな」

悠「このぐらいのことは威張ることでもない」

ともき「いろいろとズレてるよな…」

紅「それでリアルファイトは?」

悠「やらねーよ!」

豊久「……」
チャキ、カチン!チャキ、カチン!

悠「ちょっと刀を抜いては収め、抜いては収めしない。」

緋斗「というか、帯刀に関してはスルー?」

悠「今更だろ」

紅「刀ぐらいなぁ。」

緋斗「いつからここいらは帯刀が普通になってん?」

ともき「あまり深く考えるな」

悠「小鳥遊妖怪問題!水と関係があるとみなされる竜類か伝説上の蛇類または水神。『広辞苑』では「水の霊」だと説いてある。この妖怪は?」

豊久「蛟じゃな。」

悠「Exactly。やるな。」

豊久「神仏系はある程度わがる。」

紅「侍だからか?」

豊久「いいや、蛟は竜類。道玄の叔父殿が詳しい」

ともき「あのひと、そういうのにも精通あるんだな」

悠「あるんだよ。」

紅「ところでファイナルファイトって結局なんなんだ?」

悠「横スクールアクションゲームだよ」
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