ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(9/11/夜)ー

悠「水心の爪が出ない」

ともき「どの話だ?」

悠「ロマサガ」

ともき「なら、わからない」

悠「魚鱗の二倍の強さがある防具なんだけどな。でないんだよ」

緋斗「ドロップ率やっけ?どのぐらいなん?」

悠「40/1024」

ともき「ロマサガ的に言うと高いのか?」

悠「中確率でやや高い」

緋斗「ほんなら、悠やんのリアルラックが低い?」

悠「……」

緋斗「はっ?!殴られる!!」

悠「おれの運が低いだけじゃないんだなこれが…」

緋斗「あら……」

優日「解説しよう!」

ともき「ビックリした」

稲葉「水心の爪は確かに入手確率は中確率だけど、それ以外の要素が加わってくるの、まず水心の爪は「ゼラビートル」からドロップなのだけど、ゼラビートルはお供として「のみ」出現するのよ」

優日「他シンボルで出現することもあるが魚系が定番だね!」

稲葉「次に「大型モンスター」とは同時出現しないの。無計画に魚系レベルが上がるとさらにエンカウント率が下がるのよ」

優日「一応最大レベルでも小型モンスターは出るので不可能ではないよ、一応ね」

稲葉「そして一回の戦闘で落とすアイテムは1つ……他のモンスターを倒したことで入手できない場合があるわ」

優日「必ずお供として登場する性質上、ゼラビートル単体では出てこないとこが注意だね!」

緋斗「ええとつまり?」

ともき「一部のモンスターとしか出てこず、一定のレベルをキープしつつ、他のモンスターがアイテム落とす確率を避けたうえで中確率のドロップ……ってことか?」

悠「Exactly…」

緋斗「それ仕様何?」

悠「Exactly……」

稲葉「一応コツとしては次元断とか即死効果のみの技で倒したモンスターはアイテムを落とさない仕様を利用してうまくゼラビートルのみアイテムを落とす状況を作るといいわね。」

優日「ゼラビートルには即死が効かないのだー!」

悠「というか、ゼラビートル自体HP8813という高位に属するステータス持ちで低レベルで挑むと全滅もあり得るという恐怖……」

ともき「……そこまでして取る必要あるのか?」

稲葉「ないわね。」

優日「あると便利ちゃ便利だけどね。」

悠「おれは人数分のヒドラ革、人数分のキャンディリング、人数分の水鏡の盾を揃えるが?」

優日「ドマゾだ」

ともき「どれぐらい大変かわかりやすく」

稲葉「砂浜のあちらこちらに投げ捨てたビー玉5個、おはじき5個、コイン五枚を見つける程度には難しいわね。」

ともき「ちなみにそこまでする必要は?」

優日「まるでないよ」

ともき「……精神衛生によくないゲームの仕方だな」

悠「ただすべてがそろった時には脳汁ドバドバWRYYYY!状態ですよ?最高にハイって状態だよ?」

ともき「知らんがな…」

悠「それじゃいつもの小鳥遊妖怪問題!骸骨の姿をした女性の妖怪で石燕による『今昔画図続百鬼』の解説文によれば、「御伽ばうこ」なる話に、歳を経た女の骸骨が牡丹の柄の入った提灯を持ち、生前恋していた男の家に通って男と交わる話がある。この妖怪は?」

稲葉「ロアリングナイト」

悠「先生は確かに骨だけども」

優日「剣神」

悠「確かに骸骨だけども」

ともき「骨女」

悠「確かに骨だけども……正解だよ!」

ともき「じゃあいいだろ」

悠「ですよねー」
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