ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(8/26/夜)ー

悠「動物園行きたいな」

ともき「動物が見たいのか?」

悠「見たいね」

ともき「鏡持ってきてやるよ」

悠「あははは。耳の中に舌ねじ込むぞこの野郎」

ともき「やめろぉ!!」

緋斗「本気の嫌がり…」

悠「馬鹿、照れ隠しだよ」

ともき「やかましい、獣が」

悠「おれは人間。獣は……」
チラッ
寅「……なに見てんだ」

悠「……こいつが悪いんです」
スッ
緋斗「俺ぇぇ?!」

寅「両方ぶっ飛ばせばいい」

悠「そう来たか」

緋斗「俺、関係なし!俺、被害者!」

悠「やかましいぞ!盾!」

緋斗「盾?!」

寅「ぶち抜いてやる」

悠「うぉぉぉ!唸れおれの使い捨ての盾(※)ーーー!」

※:高防御だが、攻撃を受けるたびに
性能が下がっていく盾。装備すると防御力が上がるぞ。

ともき「言い得て妙だな」

緋斗「盾っていうところに疑問して!!」

ともき「あ、ごめん」

悠「使い捨ての盾ならいいけど、使えない盾っぽい」

緋斗「何もかもがひどい」

悠「今さらだろ」

緋斗「……」

寅「お前酷いな」

悠「すぐに手が出るひとに酷いとか言われた件」

寅「すぐに手を出すのはお前だけだ。」

悠「嫌な特別~」

ともき「素直に殴られればいい」

悠「ダメダメ。一発受けたらそこからコンボに派生するし」

寅「動かなくなったらやめる。」

悠「なにそれ怖い」

緋斗「俺はもっと怖いこと言われたけどな!」

悠「……」

緋斗「しかも無視……」

悠「あー、動物園行きたいなー」

ともき「好きに行ってこいよ」

悠「それもそうだな」

寅「お前脳みそ腐ってるだろ」

悠「腐ってない!ツルツルでピンク色だ!」

寅「それでもアウトだろ」

悠「これがホントのピンク脳」

寅「死ね」
ガスッ!
バッ!
悠「全力回避ィィィ!」

寅「チッ…」

悠「本当にすぐに蹴り掛かってくる……盾装備だ。盾」
グッ
緋斗「つかまんとてぇぇ!!」

悠「守りを固めつつ小鳥遊妖怪問題!付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒ガスがたえず噴出しており、「鳥獣がこれに近づけばその命を奪う、殺生の石」として古くから知られている。この石(妖怪)は?」

ともき「殺生石って妖怪枠なのか?」

悠「妖怪枠で良いっポイよ」

寅「いいっぽいってなんだ…」

悠「妖怪ウィキに載ってた」

寅「……」
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