ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5
ーラスタ・ラヴ(8/19/夜)ー
揺光【うむ、この酒はなかなか美味ぞ】
悠「蠍とコブラ臭くね?」
揺光【滋養強壮に効きそうな香りじゃ】
すりすり
悠「尻尾を擦り付けないでいただきたい」
揺光【気持ちええじゃろ?】
悠「でも、暑い。今日は雨で冷えてるけど暑い」
揺光【ふむ……では、凍らせるか?】
ビキキ!ひゅんひゅん!
悠「その尻尾で擦られたら皮膚が抉れる。」
揺光【ちゃんと加減するぞ。それに抉れてもすぐに治してやる】
悠「うん、嫌です」
揺光【心の狭い男じゃ】
悠「懐の広さには定評があるのになぁ?」
ともき「いや、知らん」
悠「なんでや!」
ベシッ!
緋斗「なんでや?!」
悠「殴りやすい位置にいたから、かな」
シュシュ
緋斗「あのさぁっ!」
悠「なんだ」
緋斗「……何デモナイデス」
ともき「いや、そこはひと言いっていいだろ」
悠「一言」
ともき「お前じゃない」
揺光【妾かえ?】
ともき「違います」
悠「緋斗」
緋斗「なに?」
悠「雨の中、何を買いに行きたい?」
緋斗「パシらせな死んでしまう病気か何か何?」
悠「いや、死にはしないが何か損した気分になるね」
緋斗「なんでやねん!」
揺光【ああ、使えるものは使い切りたいというのだな】
ともき「違うと思います」
揺光【妾も使い切りたいと思って……国を傾けたことがある。】
ともき「違う。それ、意味というか規模も全然違う」
悠「おれはそこまで酷いことしないぞ。適度に疲れさせるだけだ」
緋斗「なんで俺が疲れさせられなアカンのかが疑問なんやけど」
悠「意味はないよ」
緋斗「……」
揺光【分かる】
ともき「分かるんですか?!」
揺光【無駄なことをさせて、それをほくそ笑むのは愉しいからの】
ともき「この人、怖い。人じゃないし、怖いのも知ってたけど」
悠「揺光だからな」
揺光【こんこん、恐れ敬うがいい。】
悠「……お供えに稲荷寿司買ってきてくれ」
緋斗「あ、はい。いってきます。」
ともき「素直だな、おい」
悠「さて、小鳥遊妖怪問題!日本の伝承上における憑き物の一種である。長野県をはじめとする中部地方に伝わっており、東海地方、関東地方南部、東北地方などの一部にも伝承がある。竹筒の中に入ってしまうほどの大きさ、またはマッチ箱くらいの大きさで75匹に増える動物などと、様々な伝承がある。地方によってこの妖怪を持つ家は「くだもち」「クダ屋」「クダ使い」「くだしょう」と呼ばれて忌み嫌われた。この妖怪は?」
ともき「管狐……持ってます?」
揺光【昔は何匹か居ったが……今はおらんの】
悠「なんで?」
揺光【妾の妖気に当てられて管狐というか普通の妖狐に進化してしまうでな。】
悠「自動レベルアップとかいう次元じゃないな。強制成長、進化、強化が一度にかかってる感じだ」
ともき「ホントにな…。」
揺光【うむ、この酒はなかなか美味ぞ】
悠「蠍とコブラ臭くね?」
揺光【滋養強壮に効きそうな香りじゃ】
すりすり
悠「尻尾を擦り付けないでいただきたい」
揺光【気持ちええじゃろ?】
悠「でも、暑い。今日は雨で冷えてるけど暑い」
揺光【ふむ……では、凍らせるか?】
ビキキ!ひゅんひゅん!
悠「その尻尾で擦られたら皮膚が抉れる。」
揺光【ちゃんと加減するぞ。それに抉れてもすぐに治してやる】
悠「うん、嫌です」
揺光【心の狭い男じゃ】
悠「懐の広さには定評があるのになぁ?」
ともき「いや、知らん」
悠「なんでや!」
ベシッ!
緋斗「なんでや?!」
悠「殴りやすい位置にいたから、かな」
シュシュ
緋斗「あのさぁっ!」
悠「なんだ」
緋斗「……何デモナイデス」
ともき「いや、そこはひと言いっていいだろ」
悠「一言」
ともき「お前じゃない」
揺光【妾かえ?】
ともき「違います」
悠「緋斗」
緋斗「なに?」
悠「雨の中、何を買いに行きたい?」
緋斗「パシらせな死んでしまう病気か何か何?」
悠「いや、死にはしないが何か損した気分になるね」
緋斗「なんでやねん!」
揺光【ああ、使えるものは使い切りたいというのだな】
ともき「違うと思います」
揺光【妾も使い切りたいと思って……国を傾けたことがある。】
ともき「違う。それ、意味というか規模も全然違う」
悠「おれはそこまで酷いことしないぞ。適度に疲れさせるだけだ」
緋斗「なんで俺が疲れさせられなアカンのかが疑問なんやけど」
悠「意味はないよ」
緋斗「……」
揺光【分かる】
ともき「分かるんですか?!」
揺光【無駄なことをさせて、それをほくそ笑むのは愉しいからの】
ともき「この人、怖い。人じゃないし、怖いのも知ってたけど」
悠「揺光だからな」
揺光【こんこん、恐れ敬うがいい。】
悠「……お供えに稲荷寿司買ってきてくれ」
緋斗「あ、はい。いってきます。」
ともき「素直だな、おい」
悠「さて、小鳥遊妖怪問題!日本の伝承上における憑き物の一種である。長野県をはじめとする中部地方に伝わっており、東海地方、関東地方南部、東北地方などの一部にも伝承がある。竹筒の中に入ってしまうほどの大きさ、またはマッチ箱くらいの大きさで75匹に増える動物などと、様々な伝承がある。地方によってこの妖怪を持つ家は「くだもち」「クダ屋」「クダ使い」「くだしょう」と呼ばれて忌み嫌われた。この妖怪は?」
ともき「管狐……持ってます?」
揺光【昔は何匹か居ったが……今はおらんの】
悠「なんで?」
揺光【妾の妖気に当てられて管狐というか普通の妖狐に進化してしまうでな。】
悠「自動レベルアップとかいう次元じゃないな。強制成長、進化、強化が一度にかかってる感じだ」
ともき「ホントにな…。」