ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(8/12/夜)ー

悠「夏はやっぱりスイカバーだよな」
ブォン!

ともき「なんだそのドデカいスイカバーは」

悠「スイカソードだ」

ともき「は?」

悠「ウエハースブレード二本、チョコエッジ、スイカソード、あたり剣を一つにするとバスタードチルノソードができるんだぞ」

ともき「いや、意味が分からん」

悠「カッコいいだろ」
ブンッブンッ

ともき「そのデカいのを振り回すな」

悠「今日はこれで緋斗を殴ろうと思ってる」

ともき「やめてやれ。」

豊久「……」

ともき「っていうか、すっごい見てる人いるぞ」

悠「怖いから目をあわせない」

豊久「……」
ガタっ

ともき「近づいてきてるぞ」

悠「ともき、これあげる」

ともき「いらん」

豊久「……」
ひょい

ともき「あっ」

豊久「ふむ。」
ブォン!ブォン!

悠「……」

豊久「ふむ……少々奇抜ではあるが剣は剣じゃ。よし、悠、来い!」

悠「いかないよ」

豊久「なんのための剣ぞ」

悠「これは緋斗をしばくためのいわばツッコミ用の剣だ」

ともき「それはそれでおかしいんだけどな」

豊久「つまらん」

悠「ってか、お前は昨日椅子叩き切っただろ。おれに請求来たんだから反省しろ」

豊久「うん、すまん。」

ともき「あ、素直だ」

優日「うーす」

鈴猫「こんばんわ」

悠「うすばんわ」

ともき「うすばんわってなんだ…」

優日「あ、なにその美味しそうなの。」

悠「スイカソードだ」
ブンッ

鈴猫「大きいスイカバー?」

悠「スイカソード」

優日「一口かじっていい?」

鈴猫「えっ?齧るの?」

悠「まぁ、普通に食えるからな」

ともき「ってか、それ何でできてる」

悠「企業秘密」

ともき「どこの何企業だよ」

豊久「食い物か武器かわからんな」

悠「その二つの特性を持ってるんだよ」

ともき「食えるはいらないだろ」

優日「まぁ、鰹節も食べれる凶器だし」

ともき「食材だよ!鰹節は!」

悠「凍ったマグロとか鈍器だしな」

鈴猫「鈍器ではないけどね」

悠「あと、鈴猫の肘も凶器」

鈴猫「ち、違うよ?」

優日「鈴猫さんのおへそは?」

悠「エロい!」

鈴猫「ちょっと!?」

ともき「お前なぁ…」

悠「さて、小鳥遊妖怪問題!百話目になろうとするとき、または百話目が終わったときに現れるとされ、百物語をするときには、雰囲気を出すために「行燈」に青い紙を貼っていたとも言われている。鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』には、黒い長い髪と角を持ち、歯を黒く塗った白い着物を着た鬼女の姿で描かれているこの妖怪は?」

優日「ゆう!」

悠「ああ、正解」

ともき「違うだろ」

悠「え?違うかな」

豊久「鬼といえば雲水の叔父どんじゃな。」

悠「鬼じゃなく鬼女。鈴猫はセクシー」

鈴猫「なんで私の名前が出たの?!」

優日「ひゅー、セクシー!」

悠「( ゚∀゚)o彡゚おへそ!おへそ!」

ともき「青行燈っていえばこの騒ぎは終わるのか?」

悠「おへそ♪└(^ω^ )┐♫ ┌( ^ω^)┘おっぱい♪」

豊久「楽しそうじゃ」

ともき「もう無視しよう」
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